図書館のあるお家

著者 : 井上弘行

• 吉備人出版 (2012年9月25日発売)

作品紹介・あらすじ

長年買い集めて自宅にあふれた蔵書。
「書庫と書斎を」という長年の夢を「図書館」という形で実現！
後妻を探して、婚活にも奔走。
定年引退後、男の夢と現実が交差する日常を軽妙なタッチで描いたシニアエッセー。

感想・レビュー・書評

[路傍の花さんの感想 · 2015年8月18日]

タイトルに図書館とありますが、件名は「書庫・書斎」がふさわしい本です。私設図書館や文庫活動の関連書だと思うと裏切られるのでご注意ください。では書庫や書斎を作りたい人にお奨めできるかといえばお勧めできない。
お家（うち）、お椅子、お庭といった幼児語が頻出し、自慢タラタラなので読みづらい。
本をたくさん持っていて、大事にする人の中に、こんな人もいるんだと、がっかりします。

[take9296さんの感想 · 2012年10月8日]

肝心な書棚の写真がない。余計なエピソードが多すぎる。

著者プロフィール

1946年、岡山県生まれ。早くから天文、通信、Science に関心をもつ。大学で電子計算機のプログラミング技術を習う。卒後、社会や学校でコンピュータシステムの設計、教育に携わる。現在は、「ひまわり」図書で本の杜人を家業にしている。イオンド大学名誉博士。
著書に『マコちゃん ブーゲンビリアンの咲く海へ』ウィンかもがわ出版、『COBOL 基礎文法』工学図書、『私はマナー君』柏　陽明共著、日本文学館、他多数。

「2012年 『図書館のあるお家』 で使われていた紹介文から引用しています。」