- Amazon.co.jp ・本 (235ページ)
- / ISBN・EAN: 9784860730390
作品紹介・あらすじ
原っぱ的な空間の質に「見えの行き来」というルールをオーバードライブさせ青森県立美術館は実現した。そこには、その場その場では確かな存在が感じられながら、その存在感が絶対ではなくて、すぐに裏切られてしまう宙吊りの感覚が生まれている。こちら側にいながら、あちら側にいる自分を想像してしまう、という事態が起こる。『原っぱと遊園地』に続く注目の第二弾。
感想・レビュー・書評
-
摂南大学図書館OPACへ⇒
https://opac2.lib.setsunan.ac.jp/webopac/BB99098099詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2016/6/16読了。
-
[ 内容 ]
原っぱ的な空間の質に「見えの行き来」というルールをオーバードライブさせ青森県立美術館は実現した。
そこには、その場その場では確かな存在が感じられながら、その存在感が絶対ではなくて、すぐに裏切られてしまう宙吊りの感覚が生まれている。
こちら側にいながら、あちら側にいる自分を想像してしまう、という事態が起こる。
『原っぱと遊園地』に続く注目の第二弾。
[ 目次 ]
建築家の書を捨てよ、町へ出よう
1 原っぱみたいな美術館(原っぱの家;「青森らしい美術館」への回答;図式の崩壊から ほか)
2 橋は道の一部(「絶対装飾」について;既存と新規をつなぐリノベーション;実体に裏付けられることのないリアリティ ほか)
3 どこでもない場所の浮遊感(人との距離の感覚;もうひとつの「デザイン」のあり方;妹島和世のフレキシビリティ ほか)
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ] -
表層と建築について書いている章があるんだけど、そこがいい。
建築学生にはぜひ読んでほしい本です。
表層と建築の本質についてみんなはどう思ってるんだろう。