- Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
- / ISBN・EAN: 9784860810023
感想・レビュー・書評
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多湖輝さんの長女に関する本。2003年。いわゆる「長女の気質」とはどんなものなのか、その原因はどんなところにあるのかを、実例を挙げながら解説している。家の長子である、長男・長女は総じてリーダーシップをとるような面があり、弟や妹の面倒を親の代わりに見てもらうような従来の教育方法では、そうなってしかるべきである。著者は長女が損をしていると感じている点を、やわらかく否定している。むしろ、持ち備えている気質を周囲が理解して接することで、よりよりコミュニケーションをとれるようになると説いている。納得する点も多いが、なぜ長女をターゲットにしたのかがやや不明確であり、ほかの角度からも分析できそうなので星3つ。
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97冊目
NHKラジオ体操の多胡先生、教育大付属中学の校長先生だったとのこと。そんな教育者が書いたものということで、見つけてすぐに読みました。 -
長女っぽくないと言われる長女の私でも共感できるものもあった。
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【P124長女はなぜかロマンチックに弱い】
長女は概して、両親から大きな期待をかけられて育てられます。期待に応えなくては、という気持ちも強く、努力も人一倍します。それがプライドの高さになって、時に「自分は他の人と違う」という自意識も育ててしまうことがあります。
『つまらない男とは恋愛したくない』
『わたしの好きになる人は、こんな素晴らしいひとでないと』
と男性観もハイレベルのものになりがちです。
⇒わたしです(完)
冷静に周りを見渡せば、結構いい男性がいるものです。でも理想が高くなりすぎると〝その程度の〟ふつうの男性ではなかなかすきになれないようです。
⇒押忍
理想を追うことはいいことですが、何事も「ほどほど」という線があるものです。恋愛においてほどほどの線を見つけるには、たくさんの男性の付き合うしかありません。理想やプライドだけで、恋をしてはいけないということです。
⇒そうなんだ(╯•﹏•╰)ふぇぇ
P132
嘘をついてはいけないとか、人に迷惑をかけてはいけないとか、真実の愛を求めなくてはいけないとか、どこか一辺倒な倫理観も持っているのではないでしょうか。
⇒持ってます。
そんなタイプの長女は、マカ不思議な恋愛という心の綾を織り上げるには、いささか不器用なのかもしれません。
⇒そうですね。
魅力はあるし美しいのです。ときに弱みを見せてもいいじゃないですか。倫理観は倫理観として持っているとしても、それを全面に出さなくてもいいのです。すべて飲み込んでにっこり笑っているというのも長女の魅力ではないでしょうか。
恋愛では方の力を抜いて、自分の中の甘えん坊な気持ちややんちゃな子ども心を解放してやることもときには必要ではないかということです。
⇒すべて飲み込んでにっこり笑う、のはいつもの「べき論」を、だよね
P208常にまっすぐに生きようとする姿勢は美しいものです。ただし、その生き方が時として世間知らずである場合も無きにしも非ずですが。
⇒自戒 -
「長女あるある」がまとまった一冊。優しく語りかけるような文体に癒される。「長女」という立ち位置に疲れた人、何より長女を持つ母親に読んでほしい良書。
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すごくよくわかる(笑)頷ける(笑)
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頷けるところが多々あった
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共感できるところ多くて!読みやすかったです!
あてはまらない所も有りましたが。。
傾向的にあぁ~こんな感じかもなぁ~って何度も思ってしまいました。
私も。。。長女です!(^^)! -
こういうの好き(笑)