売れるデザインのしくみ -トーン・アンド・マナーで魅せるブランドデザイン-
- ビー・エヌ・エヌ新社 (2009年10月9日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784861006326
感想・レビュー・書評
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新書の「デザインセンスを身につける」を先に読んでからの、本書読了。
こちらの方が古いですが、新書でデザインの考え方を理解したあと、
こちらで具体的な方法を知るという感じで読み進められたので、
私にとっては適した順番だったと思う。
特に、フォントとホワイトスペース。
フォントには人格がある。
大切なものの周りには、必ずスペースがある。
という言葉に、いかに今までの自分の使い方が
曖昧なものだったのかということに気付かされた。
本書を教科書としてに手元に置きながら、
なんとなく選ぶ・配置する、から、
何故それを選ぶのか・何故そこに置くのかを
自分の中で理由付けするようにしていき、
自分らしさを明確にする、というところにつなげていきたい。
・・・そうなると、自分らしさって何?という
根本問題にぶち当たるんですけどね。
これはこれでまた考えていかないと(笑)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
長らく観光施策に携わっていたし、現在も仕事で開発したソフトウェアを売り込みたい思いから読み進めた。組織としてデザインを決定するには、それこそ上層部の合意という壁があって、思い通りにいかないとそこに責任転嫁していた。しかし、確かに担当者としてのコンセプトやゴールのイメージを曖昧にしたままで、委託するデザイナーに任せていたなと思う。ホワイトスペースの活用ほか「トンマナ」感覚をおぼろげに学んだ。
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トンマナについて初心者でも分かりやすく書かれた本です。今やデザインは戦略の一つとなり、製品という枠組みの中で大きな位置を占めています。この本が発行された2009年から比べると一般の人でもその事実が分かるほどです。元々、英語の"design"は設計や計画など多くの意味を含んでいます。それに対して日本語の「デザイン」が同じ意味を含むようになってきました。ノンデザイナーであれ、デザインの重要性、必要性を知ることは大きな糧になるでしょう。
本自体のフォントやデザインも綺麗で読みやすいです。 -
デザインのことが、
言葉とマーケティングの概念で
説明されていて、
ノンデザイナーの私にも
理解できるのがありがたい。
とはいえ、「デザインの正解」を
導き出したり、書かれていることを
実践していくには、コツや経験が
必要な気がした。 -
トーン&マナーをベースにデザインを考える。
デザインだけでなく提案や企画にも当てはまる基本の教科書本のような一冊。
忘れてはいけないことをキチンと書かれているいい本。 -
デザイナが何を考えているか、デザインが発するメッセージ性とは何か、そういうことを基本的なところから説明してくれる良書。(デザインの)ポジショニングとトンマナをマーケティングの一環として上手く取り込むためにも手元にずっと置いておきたい本。
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さらっと読める デザインの入門書
特にノウハウが載っているわけではなく
ほんとうに”売れるデザイン”とはどういうことか
デザインを考えるときに基準となることはどんなことか を
わかりやすく紹介しています
事例や ノウハウをもっと欲しいなら物足りないかも です
デザインのしくみをこれから勉強するときは
読んでいたほうがいい本かな -
「xxx社みたいなデザインを作ってくれ」
こんなフレーズを聞いたことはありませんか?
この本では、企業のブランディングにおけるデザインの考え方が述べられています。
終始、本当に効果のあるデザインとは何かという視点で書かれています。
また、企業にとって効果のあるデザインをするために
「トーン・アンド・マナー」という考え方、またその実践の仕方について解説されています。
デザインの専門家ではないで(それほどデザインの本を読んだ分けではないので)内容の可否はまだ判断しかねますが、現状では説得力のある内容だったと思います。
デザイナの方だけでなく、むしろ企業においてブランディングやデザイン周りの案件をデザイナに発注する立場の方こそ読みべき内容だと感じました。 -
こちらもウジトモコさん(@UJITOMO)の著書です。今度は、ブログだけではなく、様々な広告媒体・プロダクトにも使える”トンマナ”(トーン&マナーの略)の勉強本です。このルールをちゃんと覚えるだけで魅力的で人を引き寄せる広告やプロダクトが生まれだすこと間違いなしです!
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■デザイン
①デザインとは、ものがあって、対象があって、関係があって、出したい効果がある
②センスがいいってのは、目に心地いいこと。センス重視のデザインばバランスから生まれバランスによって色づけされる。
③写真は誰のために、何のために、どう見てほしいかを考えてとる。