魔女っ子デイズ (Sweet Design Memories)

著者 :
制作 : 竹村 真奈 
  • ビー・エヌ・エヌ新社
3.85
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本棚登録 : 145
感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784861006654

感想・レビュー・書評

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  • 表紙はクリィミーマミだが、中は随分ミンキーモモにもページを割いている。ただし、空モモばかりで海モモは無い。

  • 色づかいがかわいい

    魔女っ子っていいなあ

  • 旧魔法少女の本。憧れが沢山。

  • 表紙買い。
    これはハズれねぇだろ、と高を括って中を余り見ないで買ったけど、情報の偏りが酷くて泣ける。

    ルンルン、モモ、マミ好きは大満足。それ以外が好きな人は拍子抜け。

    なので私はガッカリして居る所ですが、巻末のスプーンおばさんにほっこりしたのでオマケ。

  •  この本は、「魔女っ子」を扱った本である。具体的には、「魔法使いサリー」(1966-1968年)や「ひみつのアッコちゃん」(1969-1970年)などに代表される東映アニメーションの魔女っ子アニメ、プロダクションリードの「魔法のプリンセス ミンキーモモ」(1982-1983年、通称:空モモ)、そして、スタジオぴえろによる1980年代に放映されたぴえろ魔法少女シリーズが取り上げられており、それぞれの作品の概要が紹介されている。アニメの内容だけでなく、放映当時に発売されていた文具やおもちゃなどのグッズも紹介されている。

     魔法を使う女の子を題材にしたアニメは、日本初の少女向けアニメ「魔法使いサリー」が嚆矢なのだが――ちなみに「サリー」は、海外ドラマ「奥様は魔女」(1964年)の影響を受けた作品であるという(cf. 『オトナアニメ』Vol.20、43ページ))――この作品以降、「魔法を使う女の子」という題材は定番のものとなった。
     現在に至るまで連綿と続く「魔法を使う女の子」というテーマは、今や王道のテーマだといっていいかもしれない。だが、いくら王道のテーマであるといっても、「魔法を使う女の子」をテーマとした作品がみんな画一的なお話である、というわけではない。主人公がどんな性格として描かれているか、主人公をとりまく舞台がどんなふうに設定されているのかは、時代を経るにつれて少しずつ変化している(そしてこの「変化」は、現実社会に起こっている変化といくぶん対応していると思う。ex. 作品の放映時期と、 現実世界における女性の社会進出の状況との関連性)。この本は、そうした変化がどんなふうに起こっているのかを歴史的に見ていくことができるという点で、貴重な本である。

     個人的には、東映アニメーションの諸作品の紹介ページが見どころになっていると思う。魔法少女アニメ作品を歴史的に取り上げた本は、他に『オトナアニメ』Vol.20(洋泉社、2011年)があるが、『オトナアニメ』は1960年代から1970年代の魔女っ子(魔法少女)作品があまり取り上げられていないので、この部分を本書は大いに補完してくれる。また、「魔法の天使 クリィミーマミ」(1983-1984年)の紹介や、「魔法の妖精 ペルシャ」(1984-1985年)の紹介もなかなか詳しく書かれており、ここも見どころとなっていると思う。蛇足だが、「クリィミーマミ」はその後の魔法少女アニメに大きな影響を与えたといっても過言ではないほどの画期的な作品であり、「ペルシャ」はぴえろ魔法少女シリーズの中で私がいちばん好きな作品であり、いちばん思い入れのある作品でもある。
     残念なのは、「魔法のスター マジカルエミ」(1985-1986年)と「魔法のアイドル パステルユーミ」(1986年)の紹介が各1ページずつしかない点である。ぴえろ魔法少女シリーズは、「クリィミーマミ」に限らずどの作品も魔法少女作品を語る上では重要な作品である。この2作品の紹介が薄くなってしまったことで、80年代の魔法少女作品の紹介が半端な形になってしまった感があるのだ。「この本は、『魔女っ子デイズ』というタイトルが示すように、80年代の〈魔法少女〉を扱うというよりは60-70年代の〈魔女っ子〉を中心に扱っている本なのだ」なんて言われてしまったならばそれまでなのだが、私自身は、この本を手に取るまでは、80年代の魔法少女ものに関しても厚い記述があるものと密かに期待をしていた。それだけに、「マジカルエミ」と「パステルユーミ」の記述が薄かったことは個人的に結構残念であった。

     ただ、残念な部分があるからと言って、この本の本質的な価値が損なわれるというわけではない。「魔法を使う女の子」を主人公とした作品をいくつも取り上げて概要を紹介する本というのは類書があまりないこと、とりわけ60年代から80年代をカバーする本はまれであることから、本書は貴重な存在であるといえる。特に、魔法少女に関心のある人や、魔法少女作品が歴史的にどんな変遷を遂げてきたのかについて関心がある人には、ぜひ一読をおすすめしたい。きっと面白く読めると思う。

  • モモ可愛いよモモ!
    2期からのファンだけど、そして初めて見たけど1期も可愛いよ!!

    ひとつ残念に思ったのは、
    著者さんが思い入れのあるキャラクター3作品だけ
    ページ数を増やして特集するというスタンス。
    とくに花の子ルンルンは他の作品と明らかに扱いが違うので読んでいて違和感をおぼえました。
    逆にいっぱい知れて可愛くて興味もちましたが。笑

    これだったら月刊○○みたいな感じで(装丁はこの本の感じで)
    作品ごとにやってくれたら、新しい世代も可愛いキャラクターのこと深く知れるのに!って思いました。

  • ペルシャかわいいいよおおおお

  • 幼稚園時代、クリーミーマミを友達と一緒に見ていた思い出がよみがえってきます。魔女っ子アニメのキャラクターは、世代は変われど女の子の憧れで、その時代の女の子達の理想像を反映しているともいえます。

    アニメのキャラクターの本というと、ゴチャゴチャしているのが大半なのですが、これはすっきりまとまっていて
    文庫本サイズで可愛い本です。


    わがままを言うと、
    もうすこしだけグッズとか大きく見せてほしかった…
    子供時代憧れたステッキとか。

  •  魔女っこってこんなに居たんだなぁと思った。
     かわいい。
     むかしの造形って今みたいにちまちましておらず、オリジナリティがあっていい。かわいいよマミたん。

  • もっとマミちゃんをください

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著者プロフィール

竹村真奈/1976年、高知生まれ。編集プロダクション・タイムマシンラボ代表。ファンシーなガーリーカルチャーを本に閉じ込める仕事や企画・プロデュースを中心に活動中。代表的な著書に『サンリオデイズ』『魔女っ子デイズ』(BNN新社)、『まんがファッション』(PIE BOOKS)、『シルバニアファミリー コレクションブック』(洋泉社)、『ファンシーメイト』『80-90'sTEENS BEAUTY BOOK』『ヤンキーメイト』(ギャンビット)他多数。

「2020年 『'80sガールズファッションブック』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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