- Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
- / ISBN・EAN: 9784861009938
作品紹介・あらすじ
時代はNoUI(ノー・ユーアイ)ヘ。
目的を達成するための手段であるはずなのに、
いつのまにか、手段を設計することが目的になってはいないか?
何にでもとりあえず画面をくっつけて、
その長方形の中をどう設計するかということにばかり考えを巡らせて、
本当に人のためになるシステムを創るということが疎かになってはいないか?
本書では、「ベストなインタフェースはノー・インタフェース」をコンセプトに、余計な操作を強いる「画面」をこの際とっぱらって、人々の暮らしに自然と溶け込む製品やサービスを創り出そうじゃないかと主張しています。
IoT時代におけるテクノロジーの未来についての新たな視点と、画面に頼らず、「いつもの手順」でシンプルに問題を解決するためのアイディアを軽妙な語り口でたっぷりと盛り込んだ、UI/UXデザイナーが今読むべき1冊です!
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NoUIを実現するためのルール
その1:
画面なんかに頼らず、解決したい問題につきものの「いつもの手順」をしっかり理解しよう
その2:
テクノロジーを活用し、ぼくらをこき使うシステムじゃなく、ぼくらに使いこなされるシステムを創り出そう
その3:
ひとりひとりに合わせる
感想・レビュー・書評
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おしゃれでさらっと概念に触れるみたいな感覚だった。
どっかでまた読みたい詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
インターフェースなしに解決できる問題は
そのようにして解決すべき。
当たり前のことだけど新しく感じた。 -
GUIデザインはいまという時代に訪れた一過性のムーブメントに過ぎない、という主張。わかるけど、明確な反証の事例や対処法を挙げられているわけではない。、あーたしかに、nestは良いね、スマートロックは良いね、で、みんなはどうするの?という感想が残る。この本で挙げられていることくらいは並のデザイナーは考えているだろうから、もう少し踏み込んで欲しかった。
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書き方がとてもユニークで面白い。本を読むことを体験としてとても考え込まれている。
著者と話しているような気持ちで読めたし、考え方も面白かった。 -
GUIのベストはNo UIということがユーモアたっぷりに書かれています。
インタフェース重視な状況は今でも変わっていませんが、どんどん画面レスな社会になっていくことを期待しています。 -
外国人の陽気なおじさんが、ユーモアを交えて「画面が正義じゃないよな!」って言ってる本。
※2015年出版なのでテクノロジー的にはちょい古い部分もある
「ぼくたちの世代は、すごく優秀な人材が、ユーザーに広告をクリックさせるコツばかり考えてるんだからげんなりさ」
読み込みの待ち時間を見開きで表現したり、ダウンロードの待ちを同じ内容の文章の長さで表現したり、紙の使い方も面白い本。
「いつもの手順を把握して、それを活かす」が全体を通して提唱してるコンセプト。
最初にスクリーンの画面から考え始めるのはやめよう。 -
著者のUIに対する不満を書いているような本だった。オライリーとかにもよく出てくるアメリカ特有の冗長な言い方であったり、不要な情報を付加してくるような書き方も読んでいて辛かった。そのため、最初の方以外は流し読み。