- Amazon.co.jp ・本 (49ページ)
- / ISBN・EAN: 9784861013300
作品紹介・あらすじ
ふたりづれのかめがぼうしをみつけました。でもぼうしはひとつだけ…。ぼうしをふたりともかぶることができるでしょうか。『どこいったん』、『ちがうねん』につづく、ジョン・クラッセンのぼうしをめぐるクールな絵本、3冊目。
感想・レビュー・書評
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関西弁がしっくりくる不思議…
ただただ帽子を見つけただけの話なのに
楽しめるという不思議♪詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
一つのぼうしをめぐる2匹の亀の表情が
なんともいえず^ ^楽しいです^ ^
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可愛い二人連れのカメさんたち、仲良しだから、一つしかない帽子の扱いに悩むのが微笑ましいです。相手が眠っている間に一人でかぶっちゃおうとする一匹、二つに増えた帽子を二人でかぶる夢を語るもう一匹。帽子ひとつでモメる要因を作らない叡智かもしれません。
ところでこの帽子、カメさんたちには大きすぎるし、かっこええのですか? ほんまに? -
娘がというより、親がグッときてしまって、さいごは涙が出そうになります、、。。優しい気持ちが簡単な言葉の中に、ぎゅっと詰め込まれています。
関西人なので、関西弁で読んでもなんの違和感もなく、娘もそこがおもしろポイントとはいまだ気付いてません笑
またもう少し成長したら、カメさんの気持ち、目線、読み取りができるようになるのかなぁと楽しみです。 -
ふたりで帽子みつけてん。でも帽子はひとつだけや。一緒にはかぶられへんし、どないしょ?
図書館本。
2匹の亀が紡ぎ出すハートフル(?)ストーリー。
そっくりな2匹だけど、片方は真っ正直……かな。よく見たら甲羅の模様が違った。四角っぽい方が正直者。バッテンの方は、自分に正直者(笑)。
シリーズ中、肝の冷えるブラックさが無い唯一の作品(今のところ)。
正直者の提案した解決策には思わず笑ってしまった。あんた聖人だよ!
私はブラックなのが好きな傾向があるので星4にしているけど、普通に良い絵本。お子さんと言わず、ご家族皆さんで、どうぞどうぞ。 -
小学校低学年で読み聞かせしました。
始める少し前まで、ほんのちょっとザワザワしていたこたちが、この本を読み始めると絵本の世界にはいっていってるのを読んでいて感じることができました。
関西弁なので漫才風にテンポよく読むと大笑いになると思いますが、絵の色が落ち着いた感じなので関西弁でも静かに読むと子どもたちも落ち着くのかと思いました。 -
心の機微がうまく描かれている。
欲望の激しさ、執拗さ。それを手なずけるのは、共に生きようという誰かの気持ちがあったればこそ。 -
長谷川義史氏の訳が なんともほのぼのさせてくれます