- Amazon.co.jp ・本 (196ページ)
- / ISBN・EAN: 9784861133718
感想・レビュー・書評
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起業家 家入一真の自伝書。自己啓発チックでもあるかも。
よくある成功の法則的なあーしろ、こーしろと言うわけではなく、キャッチーに下ネタも交えて家入さんの考えを述べられている。何かをなすために身を粉にして働くと言うよりも、肩の力を抜いて行動しろと言っている感じがする。
ダサくて人間味があって、でも説得力はあって、もし自分の会社のトップにこういう人がいれば付いていきたいなと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
IT起業家の社長の中でもかなりアウトローな部類に入ると思われる家入氏。その家入氏の価値観や生き方を知ることができる一冊。SNSでよく炎上する人という印象だったが、なるほど、一般的に見たらやはり変わり者なんだと思う。とは言え、語っている内容はどれも真っ当な正論だと感じたし、それを飾らず、むしろヘラヘラと下品(笑)な言葉で連ねているところが家入氏の魅力なのだと再認識した。「疲れたり面倒になったら逃げろ!」と胸を張って言い切るところも清々しい。そして、自書でここまでウンコチンコを連発する社長もいないと思う(笑)
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http://kashiwabaray.com/blog/index.php?itemid=347
■「やっぱりやめます!」と、どれだけ早く言えるか。それが家入流リスクマネージメント。
「やらない。」「やっぱりやめる。」というのも立派な判断。続けるか迷うぐらいなら、一旦やめてからフラットな状態で、何をするか考えるべき。
「やっぱりやめる」と言うことは、なかなか勇気がいることである。ただ、勇気を持ってやめるという判断ができる人間になろう。
■成功者は位置についたらドン。
成功する人は、とにかくスタートするのが早い。もしビジネス界の成功者たちだけで世界陸上をやったら、「位置について、よーいドン」の「よーい」を待てず、フライングスタートする人が続出するはずだ。
成功者はとにかくスタートが早い。チャンスがあるのに、迷っているようでは他の人に先をこされるからだ。とにかくすぐに飛びついてみよう。失敗を恐れるより、挑戦しないことを恐れよう。他の人に先を越されることを恐れよう。後悔するならやって後悔したほうがいい。
■身分不相応なちょっとした贅沢をすべし。
積極的にワンランク上の空間に行く機会を増やせば、風景が優雅になり、心にゆとりがでてテンションが上がるしね。
ワンランク上の目線に立つことは重要だ。積極的にワンランク上の空間に行く機会を増やしてみよう。積極的にワンランク上の人と会う機会を作ってみよう。自分の目線をどんどん引き上げていくのだ。
もっと環境にお金をかけてみよう。それで有意義な時間になり、心を豊かにすることが出来るのなら安いものである。
■今年1年は1/80の自分の命
お金のために、やりたいことを諦め、自由を、時間を、命を切り売りするのは、本当にもったいない。あと1年我慢すれば退職金が1億円もらえるとなっても、辞表を出せる人が本当の自由と幸せを手にする事ができるのだ。
時間を使うことは命を削ること。本当にそのことに時間を使っていいかを考えるのだ。
必要な我慢はあると思うが、本当に我慢が必要なのかを考える必要がある。我慢は美徳ではないのだ。我々に残されている時間はそう長くないのだ。無駄なことに時間を使っている暇はない。
【1読書1アウトプット】
身分不相応なちょっとした贅沢をする