三国志男

著者 :
  • サンクチュアリパプリッシング
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本棚登録 : 295
感想 : 72
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  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784861139208

感想・レビュー・書評

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  • 何かを好き過ぎると笑いに走りたくなる人種にはお勧め。

  • 実際に史跡を訪ねまわる筆者の行動力には説得力と楽しさがあります。
    現実にないものでも観光地にしてしまう中国の大らかさ!

  • 非常に読む人を選ぶ本。横山三国志、光栄の三国志等にハマった人なら笑えるが三国志に興味ない人には全然わからないだろうなぁ…

  • 旅行作家のさくら剛。実は三国志の大ファンだったそうで、中国の三国志ゆかりの地を巡る旅行記。
    5ヶ月滞在したとのことで三国志の舞台となった中国大陸のスケールの大きさを感じさせますが、武将の墓が道端にちょこんと置いてあったりして、ある意味中国っぽいおおらかさを感じます。それがさくら氏の文章によりコミカルさが増した感じです。


    漫画からゲームまでやりこんだ三国志オタクだけあって、武将や合戦の地などに関する豆知識がふんだんに盛り込まれていて、勉強になります。三国志好きな人が自分の推しのキャラクターゆかりの地が登場してテンションが上がる...という読み方が一番楽しそうですが、三国志あまり詳しくない方は三国志の図解集などを見ながら読むのがおすすめです。

  • めったに見ない三国志聖地巡礼本。著者が巡った遺跡の数、期間に驚かされる。
    三国志は好きで、小説ゲーム漫画と一通りこなしてきたが、また新しい知見を得られ非常に楽しめた。久しぶりの三国志がこの本で良かったと思う。
    文章はいつもと変わらずさくら節全開で飽きずに読み通してしまった。いつか自分も聖地を巡ってみたいものだが、今はこの本で満腹な気分。

  • 80年代に光栄の三國志、横山光輝の三国志にハマった人達には必見。ユルくおおらかな気持ちで読む事をお勧めする一冊。

  • さくら剛氏のことは本書で初めて知りました。今後は「三国志男」以外の著書もいろいろ読んでみようかな。
    本書は旅行記としても楽しめるのだけど、やはり三国志を知らないとかなりキツイ気がする。また、内容は三国志の時の流れに沿ったものではなく、著者が回ったルートを中心にまとめられているので、(三国志を)それなりに理解した上で読むことが望ましいのかもしれない。そういうや、本書は三国志検定を応援しているけど、読んでも検定の参考にはなりませんとありますね(笑)。
    あと、三国志だけでなく、漫画、アニメ、ゲーム(特に三国志に関連する)などをそこそこ知っておかないと、例え話などで理解できない場合も。そういう意味では、読者層はかなり限られるのかなと感じた。
    読んで改めて思ったことといえば、日本人が知る三国志と、中国人が知るそれとでは大きな隔たりがあるかもしれないといういこと。当たり前の話、様々な書籍、映画、ゲームなど国によって伝わり方に違いがあるわけで、自分が把握している三国志は絶対じゃない。まぁ、何が正しいかなんて誰にもわからないし自分なりに楽しめばいいのだけど。
    個人的には、もう少し冗談を控えめにして欲しい箇所があったり、通常の太字がやや多いのでもう少しフォントのメリハリをつけた方がより良くなるのでは…と思ったりした。でも、全体的に斬新で面白かった。
    (過去の読書記録登録のため評価なし)

  • バカバカしくて面白かった。
    横山光輝から入った後、
    三国無双をやるというまんまなコースを
    辿った人は山ほど居るだろうけど
    実際に中国行って5ヶ月も
    遺跡を巡っちゃうのはすごい。
    時々テンションがうざいが
    スタンスが似てるので好感を抱いた。
    横山光輝読み直すか!

  • ゴキブリの写真さえなければ星5にしたいくらい楽しい本でした。なぜわざわざ(モザイクかかってるけど)拡大してまで載せたんですか。

  • 大学時代によく通っていた本屋で、横山三国志のとなりにあたかもセットのように置いてあったのを思い出す。
    最近書店に行って見つけたので、電子書籍で買ってみたところ、予想どおり(?)面白い本だった。横山三国志好きは是非一読を。

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著者プロフィール

1976年静岡県浜松市生まれ。中程度の引きこもり。ニートの現状を憂い一念発起して旅に出かけ、帰国後Webサイトで各方面の旅行記を発表。常識に囚われない独特の書き方が話題を呼び、トータル50万ヒットを超える人気サイトとなる。著書に「中国初恋」(幻冬舎)、「三国志男」(サンクチュアリ・パブリッシング)がある。

「2009年 『インドなんて二度と行くか!ボケ!! …でもまた行きたいかも』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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