動きたくて眠れなくなる。 (Sanctuary books)

著者 :
  • サンクチュアリ出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (170ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784861139680

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  • ・目標の価値=達成ではなく、感情を味方にすることにある
    ・言葉に感情は引っ張られる。自分の言葉を一番聞いているのは自分。
    ・「できない」やネガティブワードを頭からなくす。「できる」を増やすために考えたり、人に聞いたりする。
    ・Outputすることが正しい勉強の仕方。発信した方が情報が定着する。書き出す・話す・SNSに投稿など
    ・著者の伝えたい事柄は、全体の7-11%だけ!20/200page。見つけるのがうまくなれば、読むのが早くなる。

  • ”行動は感情に左右される。極言すれば「快感を得たい」「痛みを避けたい」のいずれか。「自分の感情を全面的に信頼することからはじめよう」には納得。そう、人は感情の生き物なのだ。

    <実践しよう!>
    ・まず小さな宣言をする。
     そしてその宣言を支える、二つのシンプルな行動をとる。
     #例)「私は営業が大好きだ」→お客さまの会社のニュースを見る、知り合いに連絡をとり話をきかせてもらう

    <読書メモ>
    ・人は感情の生き物だ。(p.3:プロローグの扉ページ)

    ★感情は「眠い」とか「お腹が空いた」というのと同じように、
     脳の中で起きているただの化学反応だから、
     自分の意思でコントロールすることができる。
     そして法則をつかんでしまえば、その力を活用することができる。
     あなたがのぞむ方向へと、あなた自身をどんどん動かすために。(p.5)

    ★いますぐ「自分を邪魔する感情がある」という考え方は捨てた方がいい。すべての感情はいつでもあなたの役に立とうとしてくれている。あなたの人生がより良い方向に進むように、24時間見守ってくれている。
     感情と正しくお付き合いするためには、まず自分の感情を全面的に信頼することからはじめよう。(p.15)
     #全面的に信頼!

    ・大事なことは“痛み”をいくら避けたって、“快感”は手に入らないということだ。不安や心配からは逃げられない。(略)
     もっと“快感”を効率的に得るために必要なのは、“痛み”から逃げないという心がまえだ。質の高い“快感”というものは、たいてい“痛み”の先にあるからだ。(p.18)

    ・痛みの感情は、あなたに「行動を変えろ」と知らせてくれている。(p.19)
     - 怖い → できるだけ準備しておこう。準備ができたら、心配せずうまくいくことについて考えよう。
     - 落胆 → 目標を変えないように気をつけながら、期待の大きさを調整しよう。
     - 絶望・無力感 → 自分でコントロールできることに集中しよう。そしてまずは一番簡単そうなステップからとりかかってみよう。

    ★感情はつねにあなたの人生がより良くなるようにメッセージを送っている。メッセージを受けとったら、行動を変える。行動を変えたら、感情に感謝して、その感情を手放そう。(p.21)

    ・結局すべては感情まかせだ。だからあきらめよう、ということではなく、感情は自分の意思でデザインすればいい。(p.25)
     - 意識の向け方
     - 言葉の使い方
     - からだの使い方

    ★あなたの行動は、あなたが作っている。働きたくてたまらないところに意識さえ向ければ、あなたの行動はもう誰にも止められない。(p.31)

    ・目標の本当の価値は「達成するため」にあるわけではなくて、「感情にスイッチをいれるため」にあるからだ。(p.38)

    ★現実を見ていやな感情が生まれたら、それは現実がいやなのではない。自分が見ている景色がいやな気持ちを作っているだけなんだ。その景色が気に入らなければ、もっといい景色を見られるように質問を変えてみればいい。(p.50)
     #質問の例:「自分に役立つことはどれか?」「この人から学べることはなにか?」「どんな一日にしたいか?」「どうなっていたら幸せか?」

    ・「どうしたら、もっと楽しみながらこの書類の山を片付けられるだろうか?」に変えてみたらどうだろう。(p.55)

    ・たとえば「私には営業の才能がある」という思い込みを選んだとするなら、その人はどんな人だろうか。朝、会社に行く前に「取引先の人たちの笑顔」を頭の中に描きそうだ。「ありがとう!あなたが担当で良かった!」という声を聞いて、「握手している手のぬくもり」を感じて、押し寄せる感動を先取りしているかもしれない。想像を繰り返すだけで、思い込みは徐々に作られていく。(p.65:Overwrite)

    ★あなたの中には、使わなくなって放置したままのすごい能力がたくさん眠っている。
     昔使っていたその能力を、いま本気で使ったら、これからどんなことができるだろうか。どんな役に立つだろうか。(p.92)
     #dasリーダーのときの自分、そのときの能力。使えてないかな。

    ・世界の人々は多種多様だ。さまざまな価値観を持ち、さまざまな営みをしている。でも“ニーズ”だけは世界共通。すべての人は6つのニーズに従って動いている。
     それは「安定感」「変化」「重要感」「つながり」「成長」「貢献」だ。(p.99)
     #p.102 には「人によってそれぞれのニーズの強さが違う」「上位2つのニーズに向かっていきやすい」との記述がある。
     #オレの二大ニーズはなんだろう?「つながり」と「重要感」?

    ★より快感を得るためか、より痛みを避けるためか。
     どんなに立派な人でも、行動する理由は変わらない。
     なんのためなのか、なぜその行動をとるのか。人々を観察することもリーダーの役目だ。理屈で伝えるのではなく、感情を読み取ろう。(p.110-111)
     #行動する理由は「快感を得る」か「痛みを避ける」のいずれか。

    ・“痛み”は“行動”とつなげてあげよう。つまりダメだったのはあなたが悪いのではなく、「ただあなたの行動が悪かった」という具合に叱る。
     ほめたいとき。部下のうまくいったとか喜んでもらえたなどの“快感”は、“セルフイメージ”とつなげてあげる。(p.113)

    ・おすすめなのはもう一つの方法、共通点を「作り出す」ことだ。
     自分と向き合った相手が、いまなにを見て、どのように聞いて、どう感じているのか。
     相手の世界観を想像する。そして話にじっくり没頭する。
     #ラポールを作る方法の2つ目。1つ目の「共通点を見つける」が難しい場合に。

    ・続けたい行動の後は、快感に意識を向ける。そして「どんな点で良かったのか」を質問する。
     やめたい行動の後は、痛みに意識を向ける。そして「どんな点で悪かったのか」を質問する。(p.135)
     #質問が重要。

    ★本当に現状を変えていく人は、次の3つの姿勢で問題に取り組んでいる。
     1.変えたいのなら、それは“今”変わらなければ“ならない”。
     2.“私”はそれを、“今”変えなければ“ならない”。
     3.“私”はそれを、“今”変えることが“できる”。(p.139)
     連想を変えて小さな一歩を踏み出せば、人は慣性の力で行動していくだろう。
     そして、人生はどんどん変わっていく。(p.139)

    ★問題解決モードに意識をチェンジさせる質問(p.143)
     1.この問題のすばらしい点はなにか?
     2.今のところ思い通りになっていない点はなにか?
     3.それがどうなればいいか?
     4.そのために、なにを進んでやるか? なにを進んでやめるか?
     5.それをどうすれば、楽しくやれるか?
     #問題の「素晴らしさ」を考え、感謝する!そこから、行動の変化を楽しむ。

    ・本当の自由とは、心の言葉を解放することによって得られるものだ。
     すてきな言葉を使えたら、出来事はどんどんすてきになっていくはずだ。
     事実だと思っていることを、そしていま経験していることを、自分自身に対してどんな言葉を使って説明しているだろうか。
     ■いつも明るい人は、
      心の中の言葉づかいが明るい。(p.150)

    ★「私は○○だ」という思い込みを自由に変更できたら、どんなことだってできてしまう。
     そんなことができるんだろうか。できる。それもすごく簡単なことで。
     それはまず小さな宣言をすることだ。なんの根拠もなく、「私は○○だ」と誰かに伝えればいい。
     そしてその宣言を支える、二つのシンプルな行動をとる。たったそれだけ。もし二つの行動が「自分らしくなかった」としても大丈夫。動きはじめたとたん、新しい「私」を作りはじめてしまう。
      (略)
     自分にとってラクなこと、シンプルなことでいいから、自分の宣言したことに合う一歩を踏み続けること。そうやって新しい自分は作られていく。
     #自分を作り続ける旅!
     #★「私は営業が大好きだ」→お客さまの会社のニュースを見る、知り合いに連絡をとり語る

    ★人生は、たった一度の体験で作られたきたのではなく、無数の決断の積み重ねから生まれた結果だ。
     (略)
     そのやり方は間違っているかもしれない。でもまた今日も懲りずに決断してみればいい。考えるより先に、動こう。そして学ぼう。
     (略)まわりを気にせず、失敗を繰り返せばいい。誰にでもできることを、誰にでもできないほどやってみればいい。そうすればいつかきっと誰かが、言いはじめるだろう。
     「あの人は、なぜあんなにうまくいったんだろう」(p.165-166)

    <きっかけ>
     扉の一言「人は感情の生き物だ。」にやられて…。”

  • 「ちゃんと言葉にする」ことの重要性を教えてもらった1冊です。
    本のまとめ、ブログは以下に載せています。

    http://kashiwabaray.com/blog/index.php?itemid=48&catid=2

  • 「やりたくないを科学する」というサブタイトルです。
    今までの自己啓発本とは違い
    「感情は脳の化学反応に過ぎない」ということを前提に
    感情をコントロールする方法が書かれています。
    どうして目標を立てる事がいいのか
    どうして良い言葉を使うほうがいいのか
    脳のお話しを交えての説明なのでわかりやすい。
    根性論になりにくいところが良い。

  • 眠れなくはならないが、やってみようと思えることは多い。
    自分が悪いわけでなく、行動が悪いんだということが
    改めて腑に落ちて、心が楽になった。

    【経緯】
    本屋で気になり、図書館で予約。3名ほど待ったあとに順番。

    【内容】
    キャッチーな単語でカテゴライズされたいくつかの行動パターンを
    もとに、その具体的な内容について記述。

    【所感】
    やってみようと思えることも多かったが、キャッチフレーズと具体的な内容とまとめの一言がうまくつながっていないことが多く、?な部分もあったことは事実。
    まとまってなかったり、別の意味になっていたり。
    これは編集の問題?

  • そもそも夜に読んだが間違いか(笑)

    わかりやすくて読みやすく、ワクワクする一冊です( ´ ▽ ` )ノ

  • 身につけたいことが多い。何回か読む予定。

  • アンソニー•ロビンスやピーター•セージの本も読んだが、翻訳本だからかなんとなくしっくりこなかったことがスッキリした。

    p.161
    人生は自分探しの旅ではなく、自分を作り続ける旅なんだ。

  • 眠れなくなるほどではなかったですが。
    分かりやすく、読みやすい。覚えておきたいワードがいくつかあり、子どもたちが大きくなった時にも伝えたいことがたくさんあった。

    「時間がないからできない」ではなく「やらないから時間がない」はごもっともすぎ。結局、バモス!!

  • アンソニーロビンズの指導を受けたトレーナーによる、感情制御のための本。
    感情との付き合い方がテーマかと思ったが、なんだか色々なことを幅広く取り上げている。全体的に内容が抽象的だとの印象を受けた。
    どこかで聞いた話もあるなと思っていたら、巻末に参考文献が15冊ほど挙げられていた。参考文献は引用箇所で逐一示してもらいたかった。
    キースヘリングみたいなイラストがかわいい。

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著者プロフィール

株式会社オープンプラットフォーム代表取締役。早稲田大学商学部卒業後、起業。在学中からモチベーション心理学とリーダーシップを学ぶために渡米。最新の自己と組織の変革メソッドを伝える実践的なセミナーを行い続けている。毎回満席になる講座は、企業経営者・幹部、起業家、ベストセラー作家を輩出している。100名の業界トップリーダーを育成することをミッションに活動している。著書に、今回文庫化された『未来記憶』(小社)のほか、『タイムマネジメント大全――24時間すべてを自分のために使う』『覚悟の磨き方 超訳 吉田松陰』(ともにサンクチュアリ出版)などがある。

「2023年 『DOIT!「すぐやる人」に変わる未来記憶思考法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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