- Amazon.co.jp ・マンガ (177ページ)
- / ISBN・EAN: 9784861274312
感想・レビュー・書評
-
ケット・シーが灯里ちゃんの胸を指差すところのおてての描き方がとっても好きだ……。街の七不思議全制覇できる人間はある種選ばれた人間であろうから、地球出身なのに火星のネオ・ヴェネツィアの不思議を巡れた灯里ちゃんは、この水の街を愛し、街(ケット・シー)に愛された人間なんだろうな。
アリスちゃんのミドルスクール卒業を、会社が待っていたということは、それ以前からとびぬけた操舵の技術を持っていることは誰の目にも明らかだったんだな、と。おもえばアリスちゃんとであった日も、ゴンドラを漕ぐのが上手だという描写がされていたっけ。おめでとうアリスちゃん。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2017年7月15日
装幀/アイ・ディー・アール -
最後が感動しました。アリスちゃん、良かったね。
-
『真紅の薔薇』の由来
海との結婚
猫妖精(ケット・シー)との最後の出会い
灯里の休日
アリスの卒業と試験
休日の灯里ちゃんがカワイイ。
そしてアリスちゃんの試験をきっかけに最終巻へ向けて物語が大きく動きだしました。
各々のキャラクタが最終巻でどうなっていくか、楽しみです。 -
アリスのミドルスクール卒業、そしてアリスの操舵によるアテナとのピクニック。灯里の時に一度あったので、展開は察しはつくものの、その後の予想外の展開に、皆さんビックリすると思いますよ。それから、これまで描かれてきた灯里と猫妖精とのエピソードもラスト。別れのシーンは感動モノでした。
-
物語の完結に近づいて少しずつ準備が進んでいるような雰囲気が漂いはじめる11巻。
特に巻末のNavigation55はアリスの卒業という重大なイベントに対してその事自体をテーマとして扱わずに驚きの結末を見せる。導入部分とは少し離れた展開に飛んでから、ここまで読んできた読者なら途中でもしやと気がつけると思える流れ。そのまま予想通り終わるかと思いきや更に予想を超えてくる形で描かれるのが非常にセンセーショナルだと感じさせる。同時に、残りの巻で他のキャラをどうするのか、という所にも期待してしまうような見事な構成には圧倒される。
また、Navigation53ではこれまでいくつかあった不思議な話を地球とは違う火星という読者がよくわからない舞台の七不思議としてまとめあげていく。この扱い方が非常に面白い。
上記2つのまとめとは違って地球から持ち越された文化を初めて描くNavigation52は事前の話も丁寧だが本番が非常に丁寧に描かれていて壮観である。 -
11巻
-
この巻のアリスちゃんのエピソードは何度読んでも染み入って、
同じ回にはモヤモヤポイントもあるのだけれど
結果的にそれも吹き飛ばしてしまう勢いで印象的。 -
整理ついでに久々に発掘したので登録。