経営改革のためのERP導入

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著者 : 鈴木忠雄
  • 日経BPコンサルティング (2007年1月18日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784861301872

経営改革のためのERP導入の感想・レビュー・書評

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  • ERP(SAP ERP)について、特色の簡単な説明と著書の会社であるソフテスのコンサルティングのアプローチについて述べられている。
    情報システムを価値を生むものとして活用することが必要であり、そのために経営課題やビジネスの目的をシステムに織り込むことが必要で、そこでソフテスの持つ「ユーザーダイレクト方式」が有効であることを解いている。また導入後もERPシステムを道具として活用し、経営課題の解決に取り組むべきと力説している。
    ユーザーダイレクト方式であるが、正直本当にこんなことが可能なんだろうかという気持ちがある。情報システム部はある程度システム導入の難しさや進め方について理解しているだろうけど、これをユーザーと直接詰めながらやっていくというのは抵抗にあったり、頻繁な変更に見舞われるのでないだろうかという疑問は残った。実際のプロジェクト現場はどうだったのだろうか?
    もしこれがうまくいくのであれば、企業の情報システム部のあり方ももっと変わるだろう。縮小してインフラなどテクノロジーに特化していく方向と企業戦略にまで守備範囲を広げる方向が考えられる。現状だと前者だと思うが。。。

    ERP導入の基本的なあり方について理解できる一冊。

  • ERPをどう経営改革に活かすのか?

    →統合型の業務処理とリアルタイム性を実現することで、意思決定の伴わない情報伝達の自動化が可能になる
    ITを利用しながら、最適な業務プロセスを実現、つまりビジネスのノウハウとITの融合

  • 企業の基幹ソフトを導入することは、2012年の今ではパソコンにウインドウズが入っているのと同じぐらい当たり前のこととなりました。年商500億前後の中規模な企業でもERPソフトを活用するようになり、敷居はどんどん低くなっている。
    ERPパッケージは、プロトタイピング方式でシステムの動きを実際に触りながら基幹システムを組み立てられることができるため、手組の自己開発のソフトと比べ、ユーザ要件を吸収しやすく、そして手戻りによる費用が少ない特徴がある。
     プログラム作成前に、エンドユーザが完璧な要件定義書を作成し、ウォーターフォール型で一発で最上級のソフトを提供できる自信があるのであれば、手組のほうが安くつくかもしれないが、エンドユーザが要件定義を完璧に出来る知識がある時点で、それはもう現場の人間じゃない。自力で自分の担当部門のシステム化が出来てしまい、他のソフト会社に依頼する必要すらないだろう。
     往々にしてエンドユーザは何がしたいのか曖昧でソフトに関して十分な知識は持ち合わせていない。プログラムは入力した情報、及び参照するよう定義された情報を元(インプット)にし、各ステップごとに各パラメータを演算・分岐・生成等の処理を繰り返し、最終的に求める結果を出力(アウトプット)する。インプットのデータがしっかりしないと、結果はでない。プログラムは魔法の箱ではない。
     そして、ソフト屋も、一般企業がどのように業務運用しているのかを事前に完璧に把握など出来るはずもない。原則は同じであっても、ポリシーと過去の経緯によりその形態は何色にでも染まるものなのだ。その業務運用を如何にしてプログラムに落としこむのか。
     一つの解としては、過去の企業に導入され高い評価を得たベストプラクティスの手法を可能な限り利用して企業の基幹ソフトとすることである。
     特に、SAPと呼ばれるERPソフトはプログラムの知識が無くても基幹システムが組み立てられ、実際に動く。
     導入する約1年〜1.5年の間に、現場の担当者が触りながら学んでいき、今の会社のあり方をシステムにするのではなく、ベストプラクティスを採用してより効率のよい会社の運営を行える、大きな鍵となるのだ。

     世の中の多くの企業がERPパッケージを採用しているのに、業績が天と地ほどの差が出てくる。それは、ただシステム化しただけの会社と、会社をあるべき姿にするために、目標を持ってERPを導入した会社との違いであると解く。
     本書のタイトルでもある「経営革新」のためだ。

  • SAPのERPについてざっと概要をつかめる。
    ただし、導入請負業者の本であるため、
    どうやって導入していくか、という観点で書かれているので
    システム自体の理解には程遠い。

    SAP自体が、本出せばいいのに。
    まぁ、わかりやすくしすぎると、SAPのビジネスの1つである
    教育が成り立たなくなってしまうのだろうけど。

    しっかし、SAPはいいビジネスモデル持ってるなあ、と思う。

    SAPのシステムは、過去30年にわたるベストプラクティスの集積である。
    従って、システムに業務をあわせることで、貴社の業務がより効率的になる。

    みたいなロジックだもんなぁ。

    こういう会社が力を持つと、オペレーションの効率化をいくら図ってみたところで、
    すぐに競合に真似されてしまう可能性は高い。

  • 2007年度に出版された本。

    基幹システムの特長理解に役立つ一冊です。

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