落下速度 (Dariaコミックス)

  • フロンティアワークス
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感想 : 30
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784861340215

感想・レビュー・書評

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  • 難攻不落とも思えた晃一の兄が、直球勝負な堤のせいで新しい扉を開いちゃった。ビックリな話です。しかも、互いにノンケ。

    けど、七瀬は高校生活や生田や弟によって、ゲイにはかなりの免疫はあるんだよね。そんな環境の中で、頑固に操を守り続けて、リーマンになって、そこで堤に出会ってまさかそんなことになるなんて、急転直下、ホント人生分からないです。

    堤のアプローチはまさに直球だけど、なぜ彼が七瀬に対してそんな迫り方をする気になったのか?というのはポイントです。堤はゲイじゃないし、カンが働くタイプでもなさそうですが、七瀬の無意識に男に対して身構えている雰囲気だけは敏感に感じ取る能力があったみたい。それで、意識しちゃったんでしょうね。七瀬もそうです。そうなっちゃいけないと思うと余計に互いを意識しすぎて、どんどん深みにはまってしまった感じです。

    リーマンの禁断の恋愛って下手すれば重い話になりそう。オトナで仕事に対しての責任もあるし、ダメになったら影響出そうで。でも、このストーリーは恋愛面と仕事面がほどよく絡んでいてさらっと明るく描かれているので、読後感も爽やか。
    七瀬が堤のことを、とても真面目に考えて付き合おうとしているのも好感が持てます。
    二人の関係がどんどん深まっていく過程は唐突なように見えるけど、かなり逡巡もあり現実味があって面白かった。

    ただ、ちょっと私的に萌えが足りなかった。真面目な七瀬が豹変!してもっとエロく色気ダダ漏れで落下するとこが見たかったというワガママな理由です。

  • 胸キュン★★★☆☆   ストーリー★★★☆☆
    エロ  ★★★☆☆     絵  ★★★☆☆
    高校時代周りにゲイが多かったことで免疫はありつつも、自分だけは踏み入れなかった七瀬。
    取引先の営業から気があることを告げられても、その気になることはなかったが・・・。
    だんだん近づいていく距離を楽しむマンガって感じ。
    モロリーマンもの。
    「わりとよくある男子校的恋愛事情 」七瀬くんの過保護お兄ちゃんのお話。

  • ノンケ同士が恋に落ちる、その速度の違いで双方がそれぞれジタバタしているのが楽しかったです。

  • 「わりとよくある男子校的恋愛事情」に登場したお兄ちゃん、七瀬陽一さんが主人公です。 弟がホモになったとヤケ酒して酔い潰れた七瀬に、仕事での取引先の堤はノンケのはずなのに何故か色気を感じてしまい……。
    お兄ちゃんが、心を決めるのに最後まで悩む、じれったさが、なんともいえず、好きです。どんどん流されてしまう・・・でも、心はじわじわとついていっているあたりもイイです。
    年下攻めではないんですが。なんとなく堤さんってひたむきでまっすぐ迫るのでちょっと年下っぽいかんじもするような感じもします。

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