恋花は微熱に濡れる (ダリア文庫)

著者 :
  • フロンティアワークス
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本棚登録 : 202
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (330ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784861341113

感想・レビュー・書評

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  • 感想は、「可もなく不可もなく」としか思い浮かばない…

    なよった男子って好きじゃないけれど、礼人が意外と芯が強かったことがイライラすることなく読めた。
    また、いろんな誘惑がある中、國仁一筋なのは好感が持てた。

  • 礼人は年上の友人である國仁に恋い焦がれている。だがとてもその想いを伝えることはできないまま、思い出すのは幼い日の彼の悪戯。ただのおふざけだったそれにはじめての快楽を教えられて以来、忘れたふりをしても醒めやらぬ熱に苦しんでしまう。なにもないふりでいい弟分でいようと振る舞うけれど、次第につらくなっている。そんな折り、祖母が茶道の師範である礼人は学園祭で野点の亭主を務めることになるのだが――。

  • ●あらすじ●

    高校二年の藤尾礼人は、体が弱かった自分を兄のよう気遣い守ってくれる幼馴染みの井吹國仁にずっと恋い焦がれていた。その想いを伝えられない礼人は、幼い頃に國仁が、ふざけて感じやすい身体に触れてきたのを忘れられずにいる。そんな折、祖母が茶道の師範である礼人は、文化祭で野点の亭主を務めることに。以前から礼人の冷たい美貌に誘われその躰を付け狙う輩がいたが、ついに・・・!

著者プロフィール

小説家。3月16日生まれ、九州出身。
1998年、『楽園の雫』でデビュー。
ブルーサウンドシリーズ」や「白鷺シリーズ」「グリーン・レヴェリーシリーズ」など、多くのシリーズ作品を生み出したほか、漫画原案なども手掛ける。代表作として『トオチカ』など。

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