王様一直線! (DARIA BUNKO)

著者 : ゆらひかる

• フロンティアワークス (2009年7月13日発売)

感想・レビュー・書評

[幸兎さんの感想 · 2010年6月15日]

社会人カプがちょっとしたマイブーム。
な感じで表紙のスーツ姿に釣られて購入。
あたしがもっとマトモな社会人だったらもっと楽しめたかもしんない（おいおい）

王様というタイトルだっただけにどんだけオレ様攻めなキャラなのかなー？
とか思いながら読み始めたのですが……
意外というか、これってあれだなー。
あたしの大好きなヘタレ攻め！！！！
攻めキャラはかなり好みな感じでした。
もうちょっと虚勢はってくれるような感じだともっとよかったかなー。
でもそうしたら黒澤のよさがなくなっちゃうのでこれはこれでよかったです。
ただ減点要因は受けだなー。
なんだろう？社会人設定という目線で読んでいるので
なんつーか。女々しい感じがして仕方なかったんですよねー。
ほらあの…名前なんだっけ？忘れた（おいっ！）
に口説かれて迫られてるのに全く無自覚なところとかも…
ちょっとイライラさせられたというか…気付けよ！！みたいな感じでした。
無邪気？鈍感？どうもこう待ってるだけの受けキャラが苦手というか…
高校生カプなら許せる範囲でも、社会人カプだと妙にひっかかったりするのが本音。

番外編？でいいのかな？
スポーツネタはダメだと再確認。
イマイチ情景が想像できないというか…ダメだった。
でももうひとつの新居ネタは甘々でにやにやしながら読んでました。
完璧だと思ってた黒澤の意外な弱点というか、料理ダメなんだーってのが
そのギャップが可愛いじゃん！と思った。
和史の怪我を気にしてなかなか手が出せない姿とかは
ほんまにものごっつへたれで愛しいです（にやにや）