愛をなぞるマリアージュ (ダリア文庫)

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著者 : 柊平ハルモ
制作 : 六芦 かえで 
  • フロンティアワークス (2010年11月13日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (259ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784861344510

愛をなぞるマリアージュ (ダリア文庫)の感想・レビュー・書評

  •  大学生の千郷は、両親を亡くし世話になってきた叔母夫婦の窮状を救うため、亡父の実家で資産家の賀谷家へ金策を頼みに向かった。
     出奔した父の代わりに跡を継いだ若き当主・誠志郎は、叔母を思う千郷を冷笑し、真実を告げる。
     今まで「充分な仕送りも送ってこない」と言っていた言葉は実は嘘で、月20万もの大金が千郷の養育費として支払われていたのだった。
     今まで信じていた叔母の裏切りとも取れる行為を知らされて、千郷は動揺するけれども、それでも、自分に優しくしてくれたことはウソではなかったから、心中を考えるほどに思い詰めている叔母夫婦になんとかしてあげたいと思い、千郷は再度誠志郎に頭を下げる。
     そんな千郷に苛立ちを覚えた誠志郎は、千郷に対し、「屋敷で1ヶ月『妻』として暮らして自分をたらしこむことができたら融資に応じる」と言い出す。
     そして、千郷が夜ごと蹂躙される日々が始まった。
     けれど、抱きこそすれ、決して千郷を傷つけることのない誠志郎に優しさに疑問を感じる千郷は……?

     そんな話でした。
     BLではよくあるお金の代わりに、身体を自由にさせろ! と要求される受けと。
     でも要求された側も、本当は過去の傷を背負ってて……という割と王道なお話。

     でも王道おいしいですよね!

     今回は、騙されながらもお金をせびりに来る千郷に、自身もまた、夢を奪われた上に、本家の跡取りとされてしまった自分の過去を重ねてしまって、苛立ちを覚えて、冷たく当たってしまう。
     けれど、同情する訳でもなく、“誠志郎”としての自分を見ようとする千郷に誠志郎が段々惹かれていって……と。

     なんか、誠志郎が千郷に惹かれていって、千郷が誠志郎に惹かれていくのは当然なのかなー……と思わなくもない話。
     個人的には二人がくっついた後を見たいかなー……と思いました。
     本文中に、千郷が「与えられた状況の中で、好きなことを見つける」って話をしていたと思うんですけど、これってある意味、伏線だよなー……って思わなくもないんですよね。
     結局のところ、その理屈で誠志郎のことも好きになったと考えられないこともないわけだから(そうじゃないという前提の上で、ですが)、その辺りに気が付いた誠志郎が、「ここにいてもいいよ」と言われたことで、ちょっと安心感を貰って明るくなった千郷の交友関係が広がってやきもきする話……。

     とまぁ、勝手なことを言ってますが、それくらい誠志郎が千郷に振り回される予感しかしない終わり方をしてます。
     いい具合に妄想をかき立てられる良い話でした。

  • ハルモさん好きなんですが、この作品は…うーん。なんだろう、何かが物足りませんでした。ので話に入り込めず。いまいちお互い好きになる理由とかも弱いような。そういえば年の差CP…という割にあまり年離れてませんでしたね。どのライン辺りから年の差って言うんだろう。

  • ハルモさん好き。不愉快話でも文章がうまいのかな。話の筋は好きじゃないのに、読んでて好きやと思う不思議。

  • 受のあまりにも純粋すぎるキャラに感情移入出来なかった。最後の攻視点のお話しは気に入りました♪

  • 大好きな柊平さんな年の差モノというので楽しみにしていましたが…

    …あまり離れていないよね…?

    千郷と誠志郎が5つ違い、誠志郎よりひとまわり年上の西条が千郷の父・良一郎より半年ほど年上って……なんか計算が合わないような……

    千郷は良一郎のいくつの時の子?

    年齢設定にこだわりがあるので、ストーリィより気になってしまったので、残念ですが★3で…

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