- Amazon.co.jp ・本 (332ページ)
- / ISBN・EAN: 9784861344527
感想・レビュー・書評
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花が降ってくるという作品のスピンオフという感じの作品。
本当はそちらを先に読むのが、一番いいのでしょうが、そちらを読まずにこちらを読む、という横着をかましてしまいました。
でも、十分に楽しめました。
物語は、付き合っている彼女から他の男との浮気を思わせるようなメールが届くようになった日下という真面目な青年が主人公。
彼は初めての彼女だったこともあり、あおの状況に思い悩んで食事も取れなくなるけれど、そんな時に、彼女の相手だと思われる男から連絡が来る。
彼は意を決して会いに行くけれど……
という話でした。
相変わらずの崎谷先生らしい優しいタッチの物語で、かなり彼女が変わってしまったところはホラーではあるんですが、無理やりな描写は一切なく、穏やかに楽しめる作品でした。
しんどい時に読むとぐっと染み入る作品。
でもやっぱり、彼女の突然の変貌と、三股までかけた理解不能さは同じ女子として、そこまでやらなくてもいいのに……というところはあるような気がしますが、それはそれ、これはこれ、だと思うことにして見なかったことにしておきます。
要は二人が幸せになってくれるお話が好きな人にはオススメします。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
話が書き込んであって面白い。
サーカスギャロップが要所にあってタイトルが際立つ。 -
崎谷さんの書かれるほとんどの攻はわたしの脳内で三木さんの声に変換されてしまうww
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ひで〜女でした。崎谷さんこういう電波さん書くとき容赦がない。面白かった。何回も読んではいるのですが、個人的には別の絵師さんで読みたい作品です。
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話がしっかりしてて久しぶりに面白いと思ったBLでした
まーちょっとスパイスにするには女子がひどかったけど^^
この人のほかの作品も読みたくなりました -
DQNにからまれるいつものテンプレ話。自分達で解決しようとしているところがまだマシかな。
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★4.5。華やかなモテ男が地味かわいい生真面目君に堕ちて何度でも口説く、というパターンが好きだからか、私には充分甘くて萌えるお話でした。
一般小説のようなややサスペンスめいた本筋も読みごたえあったし、彼女がエスカレートするほどに二人が互いを必要とし合うようになって行くので、彼女の活躍はありがたかったです。
攻は軟派に見えて意外と紳士で、強引に及ばずにちゃんと「事件が終わったら本腰入れて口説く」なんて受に宣言しちゃってるのも良い。
ラストのHシーンもガツガツせずに受を大事にしてる感じが萌えた。 -
おもしろいんやけど、作中に出てくる迷惑な人々に疲れる。とくに終盤はキツイ。でも胸おどるラストシーンで、読後感良(*´∀`)大好きな今市子先生のイラストにかなり癒されました。
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脇キャラの性格が酷すぎてそれ以外あまり記憶にない。
崎谷さんは悪役をこれでもかってくらい嫌なやつに設定することが多く、勧善懲悪好きにはよいかもだけど、私的にはもう少しソフトにならないかといつも思う。 -
『平凡な会社員の日下は、結婚も考えていた美久からの誤メールで、彼女の浮気を知る。悩む日下の元に阿東という男から「会って話そう」と連絡が。美形で色気のある阿東に日下は圧倒されるが、彼との話で更に別の浮気相手が浮かびあがり、互いが被害者と気づき意気投合。美久への対処を相談する内、阿東がバイだと知り、彼は「好きなんだよ。あんたみたいなタイプ」と言いだし…。』
『花がふってくる』のスピンオフ作品。