- Amazon.co.jp ・本 (226ページ)
- / ISBN・EAN: 9784861345067
感想・レビュー・書評
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★4.5
キュンときた!挿絵もかっこいいし話も切なくも繊細な感じ。続きがあればよみたいなって思える。そしてほっこりした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
イマイチ盛り上がりに欠けますが、いい作品でした。
本田さんの性格が非常に面倒ですが、優太郎君と一緒に成長していくといいな。
個人的には、二人のよき(?)相談相手になってくれたハルちゃんが好きです。 -
萌えた!
これは良い朝丘さん
嫉妬しまくる攻めに萌えるための本ですねww -
優太郎ははじめかわいく思えたけど、最後のほうは悶々としすぎていらついてくるな。本田さんも年下に言葉を求めすぎというか・・・あまり年齢差が感じられない組分わせかも。
「夜のサカナ」までが好きかな。優太郎を困らせて楽しんでるところが好き。イタズラ?でキスした時とか。
最後はただのバカップルにしか見えん。本田が子供なのが少し残念。最初は大人な感じだったのになあ。 -
サイト掲載時から大幅に内容が変わってます。
どっちの話もかなり好きなので、同じキャラなのに二度美味しい。 -
期待度:★★★★☆(なか見!検索にて)
感想:子供で乙女でロマンチストなふたりに焦れったさと愛おしさを感じる。そして妬ける(笑)
朝丘戻さんの小説は以前、雑誌で読んだことがある。本を購入したのはこれがはじめて。文体が一々綺麗、だと思う。
読みはじめ:−
読みおわり:20110919
入手日:20110916
以下あらすじより
高校生の優太郎は、望遠鏡を買うためにレンタルショップ『潮騒』でバイトを始め、大学生の本田と出会った。「俺には恋愛欲がないんだよ」と言い、複数の女性と身体だけの付き合いをする彼が、優太郎には孤独な星のように見えた。初めての恋を自覚する優太郎だが、本田に与えられた戯れのようなキスは、甘くて優しくて、痛くて…。躓きながら近づいてゆく、二人の恋の行方は -
読み終えて、すっかり優しい気分になりました。
愛されて育った子供はその愛情を自然に周りに降り注げるし、そうでない方は歪んだ愛で身体だけ繋いでしまう。愛なんて信じていないから。
高校生の優太郎は望遠鏡を買う為に「潮騒」というレンタルビデオやでバイトをしている。ちゃんとお金を貯めて今年一杯だけでやめると親と約束をして。彼は、優しいです。今時の高校生みたいに居酒屋で飲んだり悪いビデオをみたりしません。とても新鮮な初々しい青年です。
そんな彼が憧れているのは大学生で女たらしの本田君。優太郎とは正反対で、彼は家庭の事情から叔母夫婦に育てられたのだけれど、叔母達に優しくされればされる程辛かったらしいです。
ある時、優太朗が星が好きだという事を一緒に話す機会があって、
普通に聞いてくれた事で優太朗の過去のトラウマが消えていくんです。
そこから段々と優太朗の本田への気持ちが高まって行くのですが、何しろかっこいいので女にもてるし、身体だけでいいならと簡単に寝てしまう訳で。恋愛欲がないそうです。
二人の気持ちが近づくけれど、男同士という事や本田の元カノの事等色々背景にあるので直ぐには気持ちが通じ合いません。
そのもどかしさもお互いを大事にしあっているからなんだろうなと思えば、直ぐに身体だけを求める関係よりもより深い所で結びついている様な気がしました。
途中からバイトに加わったハルさんのおせっかいぶりも功を奏しています☆彼は作家、らしいです。
朝岡さんのお話は春の雨のように柔らかく心に沁みてきます。
とても大好きなお話♫〜 -
2011/8/2読了。