潜入捜査~美しく淫らな男たち~ (DARIA BUNKO)
- フロンティアワークス (2014年4月12日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (242ページ)
- / ISBN・EAN: 9784861346996
作品紹介・あらすじ
才色兼備の捜査官・マサは、不敵で危険な香りのする企業家・カルロと潜入した会社で出会う。隙あらば口説かれ淫らなことをされるマサだが、なんと彼も同じ事件を追う潜入捜査官で手を組むことに。反発しながらも、カルロの優れた手腕と魅力に惹かれていくマサ。事件を追ううち、ある組織から狙われた二人は、ホテルで一夜を過ごすことになり…。甘くてセクシーなデンジャラス・ラブ。
感想・レビュー・書評
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真面目で慎重なマサと自信家で思いきりがいいカルロ。正反対に見える2人だけど、お互いをカバーしていていいコンビに見える。マサは最初、反発していたけれど。危険な状況で最善の方法を考えなければいけない捜査官という仕事。そんな中で、お互いがリラックスできる場所になればいいな。と思った。
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カルロの魅力があんまりわからなくて、主人公ゲイじゃないのに惹かれたのもあまり納得できず、ちょっとピンとこなかったかな…。やっぱりお松雪先生はおかしな設定のお話の方がいいと感じました。
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軽薄そうに見えて有能で魅力的なカルロと語学が堪能でクールに見えて実は熱いマサ。
裏の世界での任務を主とするふたりの、仕事でも恋でもハラハラドキドキする展開。
せっかくの設定なのにちょっとこじんまりしてるのが残念かな。
マサが落ちそうでなかなか落ちないのがイイなー。
カルロの普段のふざけた物言いと時折見せる真剣な表情も好みでよかったです。 -
主人公、こんなに感情読まれていては、潜入捜査大丈夫かと心配になりました。
もっとぶっ飛んだ世界の方が好みです。 -
「淫魔」シリーズ、「ウサギの王国」シリーズなど、ぶっとんだ設定でおなじみの松雪センセですが、実はコテコテ王道ものもけっこう書いていらっしゃいますね。
初ダリア文庫のこの作品は、デビュー前の作品を改稿したということですが、とても面白かったです。
外国からのスパイを極秘で潜入捜査している公安の捜査官マサは、潜入先の会社で傲岸不遜な起業家を称する外国人のカルロと出会い、彼から熱烈にアプローチされてしまいます。
ロマンティックなラブコメかなと思わせておきながら、意外にもスリリングで手に汗握る展開で引き込まれました。ハラハラさせられましたね~
まあ、潜入操作とかスパイとかもともと大好きなんですが。
なので、自分なりにこの手のジャンルはツッコミが激しくなったり好き嫌いも強力になったりします。
一体どんなものかと期待半分不安半分で読みましたが、ラブの部分はあくまでも甘く、仕事部分は納得できるハードさがあって、ドラマ一本観たような満足感がありました。
ベッドシーンも甘いだけじゃなく、エロもしっかりあって楽しめました。
ただ、無難なんですよね…
あまりにも上手すぎて、逆にせっかくの個性的でキラッと光るものが目立たなくなっているような気が。
ただし、淫魔やウサギのような異色作も、こういった王道ものを面白く読ませてくれる実力があってこそ!というのはものすごく感じました。 -
サブタイトルほどみだらってことはなかったです。