特装版 魔導師は平凡を望む 10 (アリアンローズ)

著者 : 広瀬煉

• フロンティアワークス (2015年8月12日発売)

作品紹介・あらすじ

城と教会で策を巡らせ、バラクシンの諸悪の根源、教会派貴族達を追い詰めたミヅキ。それでも反省しない教会派貴族達に待っていたのは、鬼畜魔導師が仕掛けた教会派に属する騎士への報復-王公認のイベント-だった!?さまざまな思惑の中、その状況をも逆手に取り、ミヅキは躊躇いなく本領を発揮する。聖人様の力の籠もったお説教もミヅキの協力と助言で妙な方向に…!?「無駄に細かい計画の下、ターゲットを追い込む過程が楽しいんじゃないか!」ドS魔導師が送る異世界ファンタジー、待望の第十弾、ここに登場!

感想・レビュー・書評

[kina-koiさんの感想 · 2016年2月6日]

バラクシンの教会派お仕置きの巻。
ゴダイヴァ婦人に習ったシチュエーションを用意して、聖人が教会派騎士をぼこり、その後グレン達も登場しての後処理です。
書下ろし番外編『思い出と現在に花束を』(グレン視点)
グレンとライナス殿下の意外な接点とか、グレンの現在の幸せな境遇とか、ミヅキとの仲良し加減とかが楽しい短編。
特製小冊子(84ページ)
5/23.24の朗読劇ノベライズー原作1巻7話直後の話。ゼブレストの後宮に向かう前のちょっとした盗難事件解決。
１～６の店舗特典ショートストーリーに加筆した完全版。2ページの短編が26本。色々な登場人物の視点が読み応えあり。こんなふうにあきらめてたおまけのショートストーリーがまとめて読めて幸せです。