僕の犬のドSなご奉仕 (ダリア文庫)

著者 :
  • フロンティアワークス
3.77
  • (1)
  • (8)
  • (4)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 57
感想 : 8
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (290ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784861348150

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 仕事をしているときはちゃんとしているのに、自分に関してはとことんネガティブな由鶴。職場でも家族にも好かれているように見えるのに何故...。と不思議に思うほど。そんな由鶴見ていると、心配になったり、焦れったく思ったりもするけれど、段々可愛く見えてくる。城田と一緒にいるときの、素直になれないところなんか特に。ちゃんと気持ちが通じ合ってからは、城田がとことん甘やかしそう。そんな甘々な2人がもっと見たくなった。

  • SM物の皮をかぶった攻めが受け溺愛の
    トロトロエロい恋愛物だった。

    女王様と奴隷プレイという建前で
    トロトロに感じさせられる受けが見どころです。

    才能豊かな家族に囲まれて育った平凡な受けが
    「才能」にコンプレックスを抱きながらも
    努力して気配りして仕事をこなす様子は好印象。

    前戯多めのねちっこいエロは見ごたえあり。
    攻めが受けを尊敬して尊重しているので
    安心して読めました。

    いさか十五朗先生の挿絵もイメージぴったりでした。
    このままコミカライズできそう。

  • 挿し絵が、いさかセンセ♡
    でも、タイトルの意味が分かんなくて、
    「僕の犬」ってことは、主体はSマスターなんだろうけど、
    「ドSなご奉仕」するのは誰?
    へなちょこ女王様だった・・。
    かしずくふりをするM犬が、かなり企み気質で
    初心で鈍感なマスターをエロスであんあん
    言わせるっていう、真面目なSM愛好家には
    ゆるされない逆転劇ですぞ。
    ソフトSMもソフトどころか、とろとろじゃん、
    あまあまじゃん。
    映像系のプロモーターの業界もの、お仕事景色は
    なかなか描き込まれていて厚みアリなのが楽しかった。
    おと、小説家のお父様が、エロ映画監督を
    恫喝するシーンはスッキリしたな。

  • S女王様なのに努力家で鈍感で自己評価が低い由鶴が健気で可愛い。鈍感王な由鶴に城田がもうちょっと直接的な物言いすればいいのに、その勘違いが切なくて良かったです。

著者プロフィール

葵居ゆゆ Yuyu Aoi
6月生まれ、かに座。『はちみつハニー』でデビュー。
今回はプレイ資料としていろんなお道具を調べたので、検索履歴が楽しい感じになりました。

「2022年 『僕は王様おまえは下僕』 で使われていた紹介文から引用しています。」

葵居ゆゆの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×