- Amazon.co.jp ・本 (365ページ)
- / ISBN・EAN: 9784861348365
作品紹介・あらすじ
青の宰相であるシアンは、水道長官のウィロウが四人の女と婚約したことを知らなかった。しかし、ウィロウの婚約祝いの場に居合わせてしまったシアンは、売り言葉に買い言葉でなぜかウィロウに求婚され、受けてしまう。"青の学士"に憧れているウィロウと、恋愛を知らないシアンの結婚生活が始まる。才能を持つ者への嫉妬、戦場での裏切り、青の王との記憶。シアンの知られざる過去が明らかになる-。本編「5人の王」で人気の高い、シアンとウィロウのその後の物語。
感想・レビュー・書評
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本編で主人公カプに続いて人気だったシアンとウィロウの話。Ⅰはシアンメイン。シアンの過去とウィロウとの現在を少し。シアンの、青の王との過去がヘビー過ぎる…!いっそ記憶が失われたままの方が良かったんじゃ?と思うくらい、特別な存在になりたかったシアンが可哀想すぎた。まあ、そんな(ひどい)青の王も好きですけどね…!でもシアンの立場にはなりたくない!(笑)恋愛の介入しない人間関係でも、想いが強い方が負けというのは切ないものです。
恋愛的な意味で特別になりたかったわけじゃないシアンのその後が、ウィロウとの恋愛というのが皮肉な感じ。まだどちらも完全な恋愛感情でないが、ウィロウはシアンに振り回されかけていて、早くも負け確定の予感。 -
シリアスな話だったのにウィロウが絡んでくるとコメディにしか思えないww。…と、思いっきり笑いぃの和みぃのしてたところに、何だ!これは!パーピュア王とシアンの遣り取りは!まさかシアンが~~~!これ、外伝じゃなく続編でいいんじゃない?