いとしい音のねむる庭 (ダリア文庫)

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著者 : 佐竹ガム
制作 : あおの なち 
  • フロンティアワークス (2016年6月13日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (242ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784861348907

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いとしい音のねむる庭 (ダリア文庫)の感想・レビュー・書評

  • 佐竹さん2作目。
    前作が凄く好みの内容だったので、期待して購入。
    柔らかい雰囲気の表紙と、興味をそそられるあらすじタイトル、相変わらず癖の少ない文章で読みやすいです。つるつる~っと素麺のようなのどごしの良さで、最後まで一気読みしました。

    受と攻、それぞれに秘密を抱えながらの不思議な同居生活の描写が延々と続きますので、人によっては退屈に思われるかもしれないのですが、私は楽しめました。
    秘密の中身もBLとしてはもう使い古された感があるにはありますが、安定した展開と言いますか、先が読める分安心して読める感じです。
    ハラハラドキドキこの先どうなるの!? という作品も大好きですが、疲れてる時はこういった良い意味での展開見え見えに癒されます。

    ただ少し勿体ないと思ったのは、タイトルにも入っている【庭】が何か重要なテーマになっているのかな……と期待していたのですが、結局最後までメインの付け合わせに過ぎず、折角の題材を生かし切れていなかったかなという感じ。
    そういった面では物足りなさもあり、高評価とまではいきませんでしたが、全体としては無難に纏まっていて読みやすかったです。
    あと家族との確執についても、もう少し掘り下げて欲しかった。
    特に義父の存在感が薄すぎて、受のトラウマと上手くリンクせずにんんん??? となりました。

    挿絵もふんわりとした優しい絵柄で、この作品に合っていました。

  • 前回のデビュー作も良かったが今作はより好み。異父妹を守れなかった自分を責め大学入学とともに自活を始めた椎(繊細で植物好きな美少年)には男性向けの水商売をしているという秘密が(まぁよくあるシチュね)。椎を自宅に住まわせる千秋(長身イケメン)の秘密も期待通りだが二人が少しずつ心を寄せていく描写がとても良い。千秋の「出て行けなんて言うわけないだろ。どうやったらずっとここにいてくれるか考えてたのに」という告白にズギュン。SSで相愛エチはあるが本編は最後のチュー止まり。それがいい。

  • よく知らない相手とルームシェアを初めて、少しずつ惹かれ合っていく2人の静かで優しい話。ただ、椎の事情については考え過ぎというか、正直そんなこと?と拍子抜けしてしまった。全然気にしてないのに避けられてた妹が可哀想…。『ひどい目にあった男の子が最終的にハッピーになるお話』とあとがきにあるけど、それは椎のことより千秋のことだと思うので、読み終わってみて椎が幸せになれて良かったというより千秋が幸せになれて良かったという印象が強かったです。

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