最前線物語 (最強将棋21 # 1)

著者 :
  • 浅川書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784861370007

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    【書名】最前線物語
    【著者】深浦康市
    【仕様】四六判並製・256頁
    【本体】1400円+税
    【ISBN】978-4-86137-000-7
    【初版】2003年9月
    【内容】プロのテーマ図を集大成!


    【目次】
    まえがき(朝日オープン選手権者 深浦康市) [003]
    目次 [004-006]

    第1部 振り飛車編――四間飛車を中心に
     最前線に至るまで――四間飛車の現在 008
     テーマ01 論理的な矛盾を衝く 藤井システムの試練 018
     テーマ02 新たな主役 攻撃的藤井システムの基本型 022
     テーマ03 新藤井システム さばきをねらう△3二飛 026
     テーマ04 意地が勝つか、研究が勝つか 藤井システムVS 3二金囲い 033
     テーマ05 超急戦の焦点 9筋突き越しVS▲3五歩急戦 039
     テーマ06 定説への挑戦 21世紀の山田定跡 044
     テーマ07 急戦か持久戦か 緩急自在の新基本図 052
     テーマ08 千日手の厚い壁 対藤井システム▲5五角戦法 059
     テーマ09 よみがえる基本図 左美濃の再評価 064
     テーマ10 たどり着いた堅陣 ミレニアムの誕生 071
     テーマ11 残された課題 ミレニアム6七金型 075
     テーマ12 打開策を探して 後手ミレニアムの基本図 080
     テーマ13 クラシックな形に新しい息吹 鈴木システムと松尾流 087
     テーマ14 一気の寄せ合いに突入 藤井システムVS▲8六角 094
     テーマ15 システムの発動を禁ず 先手藤井システムVS△2四角 098
     テーマ16 取らせて指す大局観 驚愕の“一歩損”作戦102
     テーマ17 復活する相穴熊 位取り穴熊の挑戦106
     テーマ18 みんなに愛される愉快な戦法 ゴキゲン中飛車大旋風 110
     テーマ19 復活の予感 升田式石田流 120

    第2部 居飛車編――8五飛戦法を中心に
     テーマ20 華麗なる舞い 8五飛戦法VS中住まい3八金型…1 127
     テーマ21 頼れる横綱の登場 8五飛戦法VS中住まい3八金型…2 134
     テーマ22 若々しい戦型 8五飛戦法VS中住まい3八金型…3 141
     テーマ23 角を打つか、温存するか 8五飛戦法VS中住まい7七桂型 148
     テーマ24 激流の中のバランス 8五飛戦法VS中住まい3八銀型…1 155
     テーマ25 陣形の潜在能力 8五飛戦法VS中住まい3八銀型…2 162
     テーマ26 水面下に眠る妙手 8五飛戦法VS 6八玉型…1 169
     テーマ27 進化する松尾新手 8五飛戦法VS 6八玉型…2 176
     テーマ28 恐怖の三連打 山崎流の現在 183
     テーマ29 失敗を糧に 佐藤秀司流▲6六角 190
     テーマ30 成否を分ける局面 山崎流の真価 197
     テーマ31 玉は深く、攻めは軽く 横歩取り8四飛戦法 204
     テーマ32 新定跡の宝庫 横歩取りひねり飛車戦法 211
     テーマ33 新たな旋風 8五飛戦法△2二銀保留型 215
     テーマ34 打開の義務、受けの挑戦 角換わり腰掛け銀6五歩型 219
     テーマ35 端攻めと見せて中央へ 角換わり腰掛け銀雀刺しの攻防 224
     テーマ36 盤上に真理を求めて 第三次角換わり腰掛け銀同型ブーム 229
     テーマ37 原始棒銀なんて言わせない 相掛かり棒銀 233
     テーマ38 2五飛スペシャル 相掛かり2五飛戦法 238
     テーマ39 最強の攻め、最強の受け 矢倉3七銀戦法の現在 242
     テーマ40 集中砲火から全面戦争へ 究極の矢倉雀刺し戦法 247

    あとがき――最前線の最前線 [251-254]

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著者プロフィール

深浦康市(ふかうら・こういち)
1972年2月14日、長崎県佐世保市の生まれ。
1984年、6級で(故)花村元司九段門。
1991年10月、四段。
2008年9月、九段。
矢倉、角換わり、横歩取りなどを得意とし、対振り飛車には居飛車穴熊などの持久戦を好む居飛車党。
玉の堅さを大事にする重厚な棋風で、終盤戦も強く高い勝率を誇る。
1993年、第11回全日本プロトーナメント決勝で米長邦雄九段を下して棋戦初優勝。
2004年、順位戦でA級昇級。
2007年、第48期王位戦で羽生善治王位から初タイトルを奪取。その後、3連覇を果たす。
2020年、第69回NHK杯選手権で優勝。
タイトル戦登場は8回、獲得は3期。そのほか棋戦優勝は10回。
主な著書は「振り飛車破り超急戦ガイド」「最新の振り飛車対策」(日本将棋連盟)、
「最前線物語」(浅川書房)、「実戦手筋次の一手」(創元社)など多数。

「2021年 『斬り合いで勝つ! 深浦の居飛車穴熊』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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