パワ-中飛車で攻めつぶす本 (最強将棋21 #)

著者 :
  • 浅川書房
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (244ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784861370267

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  • 「振り飛車は角交換してはならない」

    という定説から外れたパワー中飛車、要は力戦中飛車の指南書。
    振り飛車党のの第一人者である鈴木大介氏の指南書だけあって、説明はわかりやすく、変化も見やすくまとめてあります。
    一問一答形式のような構成になっており、何度も読み返して棋力向上を図ることも可能です。実践を積んだけれどまだ指南書はあまり読んだことがない、くらいの方が読めば実りは多いと思います。

    難点を言えば、勝手読みが多いことでしょうか。私はあまり棋力があるとは言えるほうでは無いですが、それでも
    「ちょっとこの展開にはならないだろ…」
    と思うような変化があります。

    ただ、角交換を辞さない形での中飛車の基本は充分に学べる指南書であり、中飛車に興味がある方には手に取っていただきたいです。

  • 中飛車の定跡を記載した本で、一ページごとに次の一手問題と共に定跡を学ぶことができる。
    タイトルの通り、中飛車の破壊力について味わうことができる。

    将棋を始めて定跡が安定しない方、また中飛車について興味ある方におすすめ

  • 先手中飛車に絞って、狙い筋を覚えるのに良い本だと思います。解説の質は「ひと目の中飛車」の方が高いかも。

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著者プロフィール

1973年千葉県生まれ。文筆業。子どもや女性、若者の貧困問題をテーマにした取材活動をし、代表作として『最貧困女子』(幻冬社新書)などのあるルポライターだったが、2015年、41歳のときに脳梗塞を発症し高次脳機能障害が残る。当事者としての自身を取材した闘病記『脳が壊れた』『脳は回復する』(ともに新潮新書)が話題に。他にも、夫婦での障害受容を描いた『されど愛しきお妻様』(講談社)『発達系女子とモラハラ男』(漫画いのうえさきこ。晶文社)、当事者視点からの実践的な援助ガイドを試みた『「脳コワさん」支援ガイド』(日本医学ジャーナリスト協会賞受賞。医学書院)、当事者と臨床心理士との対話を記録した『不自由な脳』(山口加代子氏との共著。金剛出版)などの著書がある。

「2021年 『壊れた脳と生きる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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