ゴキゲン中飛車の急所 (最強将棋21 #)

著者 :
  • 浅川書房
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784861370335

感想・レビュー・書評

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  • ゴキゲン関係の本の最高傑作かと思いました.
    ゴキゲンもかなり体系化されてきましたが,何故その指し方が流行っているのか,廃れたかの理由が分からないものが多くありました.
    それを殆ど解決してくれました,素敵です!

    現在の流行系以の知識は他書で補う必要がありますが,以前の急所シリーズ同様良書です!

  • ゴキゲン中飛車の定跡が詳しい。結構やってくる人がいるので。

  • 第1章 ▲5八金右超急戦
    第2章 超速▲3七銀戦法
    第3章 さまざまな対策

    超急戦の定跡にについて知りたかったので購入。級位者向けではないかも。
    第1章は時系列で解説されており、流れで頭に入りやすい。 終盤の詰む/詰まないが結論に直結するので横歩取りの本を読んでいるような気がした。
    第2章の超速に関しては、△32銀、△32金、△44銀、美濃優先、に分類されている。超速をさらに詳しく知りたい場合、「ゴキゲン中飛車破り」や「菅井ノート」がある。後者は菅井新手について記述のある(たしか)唯一の本なので買っておいて損はないはず。
    第3章は、居飛穴や丸山ワクチン、▲78金型などを扱っている。ページ数は第二章の半分程度しかないため必然的に内容も薄くなっている。

    ▲47銀型や玉頭位取りについて書かれた本があればぜひともほしい。

  • まさにゴキゲン中飛車の急所。特に、超急戦の変化は網羅的で良好。2006年でゴキゲン中飛車の定跡を追うことをやめた私には目から鱗。
    もっとも、かつての「中飛車道場」のように目次・索引がないのが使いにくい。変化が生じる場面で、自ら付箋を貼るなどしないと追いにくいのがつらい。
    また、超速の進化が凄まじい以上仕方がないのだが(著者も指摘している通り)、半年前の著書ですら古くなりつつある。54銀型の出現や32銀型の掘り下げ、あるいは銀対抗形の進化等を追い切れていない。定跡進化に沿った第2版を書いていただくことに期待する。

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著者プロフィール

1984年5月9日生まれ、東京都日野市出身
1995年6級で桜井昇八段門
2003年10月1日、四段
2014年3月13日、七段

順位戦はB級2組、竜王戦は4組。
2007年、第38期新人王戦で優勝。
2015年、第65期NHK杯戦で優勝。
2017年、第10回朝日杯で準優勝。

角換わりを得意とする居飛車党。
序盤の深い研究に定評がある。
2019年度より、さらなる飛躍を目指すべく、活気ある環境を求めて関東から関西に移籍した。

『ゴキゲン中飛車の急所』(浅川書房)、『最新定跡村山レポート』(マイナビ出版)、『村山慈明の居飛車対振り飛車知って得する序盤術』(NHK出版)など、著書多数。

「2021年 『角換わり戦記 2009~2021』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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