- Amazon.co.jp ・本 (205ページ)
- / ISBN・EAN: 9784861370359
作品紹介・あらすじ
3手に続いて5手の読み。
感想・レビュー・書評
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ある程度本格的に将棋をしている人に「オススメの詰将棋本は?」と聞くと必ずといって良いほど名前の挙がる浦野先生の「ハンドブック」シリーズ。将棋を始めて直ぐの頃にも何回か読んだ筈なのだが何故かブクログに登録してなかったので、今回再読したついでにレビューしておく。
前に読んだのが多分6、7年のことなので、正直どんな感じかすっかり忘れていたのだが、やっぱり良著。収められている問題は全問いわゆる実戦形で、玉位置は1〜3段目。中段玉や入玉形は無し。紙の本では図面を見て問題を考えているときに裏が透け答えが分かってしまいガッカリ、みたいなことがたまにあるが、このシリーズは工夫されていてそういうこともない。というのは、よくあるのは見開きの右の頁に前の頁の答え、左の頁にその次の問題という構成だが、本書の場合一つの見開き左右の頁両方が問題で次の見開きにその答えという構成を取っているため。
収録されている問題数は全部で200問。最初のうちは一目だったが、中盤は難しくなり、最後の10問ぐらいはまたスラスラと解けた。その時々の僕のコンディションによるものかと思ったが、他にもそういうレビューをされている方がいらっしゃったので意図的に難易度を調整して配置しているのかもしれない。中盤の問題については1問に3、4分考えてしまうものも。もっと楽勝で解けるつもりだったのに意外と苦戦してしまったので、シリーズの他の本も読み直そうかと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
シンプルイズベストの詰将棋本です。3手詰めが簡単になってきたと感じたらこの本で5手詰目を解きまくれば良いと思います。
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3手詰ハンドブックはある程度スラスラ解けるようになっていたので、5手詰もすんなり解けるかなと思っていたけど、3手詰とは勝手が違った。
一問40分ぐらいかかった問題もあり、2手違うだけでこれだけ考えることが増えるのかと、何回も心折れそうになりました。
しかし、時間かかったけどわからなくて答えを見た問題がなかったのが救いです。
人によっては、5分考えてわからない問題は答えを見た方が効率的と言う人もいるけど、テレビで羽生先生が「わからなくても考えることが大事」と言っていたように、粘り強く考える力っていうのは、将棋でも、それ以外の場面でも大事になってくると思います。
この本を読了時点の将棋倶楽部24のレートは500前後。 -
渡辺竜王の奥さんのブログでこの本載ってたんで買ってみた。
自分のレベルでは一問解くのに10分くらいかかってしまう。
けど暇つぶしにはうってつけなのでオススメです。 -
4手分の駒の移動を頭に保持しておくことができない・・
3手詰ハンドブックが自分には一番あっていた。と、今は思うけど、5手詰の方がおもしろいと感じる日は近いうちに必ず来ると思う。 -
タイトルのハンドブックの意味はわからなかった
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なかなかに面白い。良問が多く、実践形もあるため実践にも役立つ。
それになにより形が綺麗なものが多く、実践で決めることが出来たならば、とてつもなく気持ちのよいものだろうと思われる作品集。 -
ハンドブックシリーズは詰将棋の名著だと思う.
詰み手筋を学ぶのに適している.
ただ,この5手詰ハンドブックは同シリーズの「3手詰ハンドブック」から急にレベルが飛ぶように感じる.
そのため,私はその二冊の間に,高橋道雄先生の「5手詰将棋」をはさむと,難易度的に良いのではないかと思う.
ただハンドブックシリーズはほぼ難易度順に並んでいて,難しいと思えば最初の方の問題だけを繰り返し解くというのもアリだと思う. -
150問目を過ぎたあたりから少しずつペースが落ちた。170~190問目あたりでヒィヒィ言わされて、最後の10問くらいは奇妙なほど駆け抜けた。そういう難度になっているのか、こちらの体調がそういう波だったのか、わからないけど、そんな感じだった。