Fairly Tale 老少女綺譚

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著者 : やなぎみわ
  • 青幻舎 (2007年3月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (92ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784861520983

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Fairly Tale 老少女綺譚の感想・レビュー・書評

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  • 老女の顔を持つ少女、あるいは少女の体を持つ老女という両極の存在が、モノクロの写真を醜く血生臭く歪ませ、独特の美を構築させる。
    この寓話世界の老女は生に執拗であるのに対し、少女は聖に狡猾である。
    蔑んだ目、せせら笑う口元から少女の絶対的強さを感じ、怖ろしいこと極まりない。少女は処女というだけで絶対的権力を保持するのかもしれない。

  • おばあちゃんは昔、荒野で砂女に出逢ったそうだ。
    頭からテントをすっぽりと被り、少女の足と老婆の手を持つ砂女。
    砂を生み続け、自らの生み出した砂に埋もれて死ぬー故に彷徨い続けなければならない異形の者。おばあちゃんは砂女に授けられた物語を、わたしに語り始める……。

    赤ずきん。ラプンツェル。エレンディラ。シンデレラ……、老婆と少女が登場する昔話をモチーフにした写真集といったところでしょうか。しかし異様なのは、画面に登場するのが無垢な少女と老婆ということ。しかもこの老婆は顔だけが醜く年老い、体はまだ幼い少女のものだということです。そのアンバランスさがなんともシュール。
    白黒なので、直接的な残酷さは感じないです。が、白黒故により暗黒童話らしく仕上がっています。この世界観、好きな人はきっとかなり好きな部類では。私もその一人。是非一冊欲しいなあ。

  • おばあちゃんは昔、荒野で砂女に出逢ったそうだ。
    頭からテントをすっぽりと被り、少女の足と老婆の手を持つ砂女。
    砂を生み続け、自らの生み出した砂に埋もれて死ぬー故に彷徨い続けなければならない異形の者。おばあちゃんは砂女に授けられた物語を、わたしに語り始める……。

    赤ずきん。ラプンツェル。エレンディラ。シンデレラ……、老婆と少女が登場する昔話をモチーフにした写真集といったところでしょうか。しかし異様なのは、画面に登場するのが無垢な少女と老婆ということ。しかもこの老婆は顔だけが醜く年老い、体はまだ幼い少女のものだということです。そのアンバランスさがなんともシュール。
    白黒なので、直接的な残酷さは感じないです。が、白黒故により暗黒童話らしく仕上がっています。この世界観、好きな人はきっとかなり好きな部類では。私もその一人。是非一冊欲しいなあ。

  • 予想以上に不気味で、グロテスク。モノクロームの怖さ。昨日のテレビ番組よりよっぽど夢に出てきそう。このひとの作品はいつもすこし難解で、意図していることを読むとその深さに感銘を受けるのだけれど、なかなか見ただけではわからない。もっといろいろなことを知らなければいけないのです。

  • なんともグロイ絵。

  • 前何かの書評にあって、見てみたいなーってずっと思ってて昨日まで貸出中だったのに、今日行ったらあった!超ラッキーだ。やっぱり、中味は何となくグロテスクな感じがあって、夜中に一人じゃ見たくないなって思わせる様なドキドキ感がある。怖いなーっていうのが。夢に出てきそうだ。それでも、惹かれるのはなんでなんだろうね。借りてる間何度ともなく見てしまいそう。

  • 醜く美しいもの。本の形で所有したい。

  • 好きな世界観。

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