- Amazon.co.jp ・本 (167ページ)
- / ISBN・EAN: 9784861521287
感想・レビュー・書評
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行ってみたくなるね。
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元々仕事の資料用として買った本ですが、その仕事自体僕の趣味丸出しで押し進めたものだから、趣味で買った本と言っても過言ではないです。
かつて文化と商業が華開いた大正末から昭和初めの「大大阪」時代に建てられた建築物を紹介する本です。荘厳にして華美な装飾、堂々と佇む威厳、細かい部分に秘められた遊び心と意匠。どれも素晴らしい。しかもほとんどが現役で活躍している建築物たちです。(執筆年から時が過ぎているので一部解体されたものもありますが)また現代建築に挟まれて在る姿が愛おしいんです。高層ビルの谷間にひょこっとタイムスリップしたかのように顔を出す近代建築が味があります。そんな近代建築の鑑賞を後押ししてくれる一冊です。
大阪といえばコテコテのベタベタという、マスメディアによってカリカチュア化されたものとは別の大阪がそこにあります。大阪の街を歩く時、是非見て欲しい文化ですね。 -
大阪観光旅行のためにこれで予習中。持ち歩き前提で小型の判型なのもよい。
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自転車でぷらぷらっと出かけられる範囲でこんなにもレトロビルがあっただなんて!
この本にも載っていた「雰囲気あるなぁ~」と思いつついつも横切っていた建物。
今は跡形もなく某紳士服店に生まれ変わっています。
うーん。なんか…しょっぱい(笑) -
かつて大阪は、東京を凌ぎ、我が国初の 200 万都市へと成長した時代がありました。今から僅か80年程まえ、大正時代後半のことでした。大阪は近世以来、商業、紡績、鉄鋼など、あらゆる産業が栄え、豊かな経済力によって、モダンで活力ある文化が開花しました。
そして大阪の近代都市を形成したのが様々な近代建築でした。
本書では、建築、都市、地域に関心をもつ一般読者を対象に、大阪の近代建築の特色と見所を美しいカラーと平易な解説で紹介します。