今和次郎 採集講義

著者 :
  • 青幻舎
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感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784861523229

感想・レビュー・書評

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  • 普通のことや特別でないものは、通常記録されずに消えていってしまう。だからそれを記録し、世界を読み解く道具にするという視点はとっても貴重です。

    そういう意味で、「おじさん図鑑 」も遠い未来には貴重な資料になりうるのだろうかなどと考えてしまいました。

  • 今和次郎展の図録(展示も良かった!)。ちくま文庫の考現学入門に収録されている図が若干大きく掲載されていて、加えて展示されていた製図や未収録だったスケッチなども。当時の農村の服装って地域によってぜんぜん違って、今みると一種異様でとっても面白かった。個人的にはおしゃれで好きだけど、ページの印刷が蛍光色なので、目がチカチカするひともいるかも

  • 展覧会の図録として作成されたとの事。
    図版もきれいで構成もしっかりしています。
    氏の入門編として丁度良いと思いました。

著者プロフィール

1888年、青森県弘前市生まれ。建築学者、風俗研究家。1912年、東京美術学校図案科卒業。17年頃から郷士会へ参加、柳田国男らと農村・民家の調査を行う。20年~59年まで早稲田大学教授。23年の関東大震災後、吉田謙吉とともに「バラック装飾社」や「考現学」を始める。その後の研究範囲は服飾・風俗・生活・家政にまで及んだ。73年没。

「2022年 『ジャンパーを着て四十年』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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