松丸本舗主義 奇蹟の本屋、3年間の挑戦。

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著者 : 松岡正剛
  • 青幻舎 (2012年10月5日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (540ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784861523625

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松丸本舗主義 奇蹟の本屋、3年間の挑戦。の感想・レビュー・書評

  • 夏季休暇中5日も東京に居たのに、、、行けませんでした(次に行った時には、もう一度寄りたいです)。

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    「さらば!松丸本舗 人と本をつないだ奇跡の本屋の挑戦

    松岡正剛が、英知と哲学と汗と夢をつぎこんでつくった本屋・松丸本舗。
    (丸善・丸の内本店4階に2009年パイロットショップとしてオープン)
    実験的空間として本好きのメッカとなるが、時限空間であり9月末閉店が決まった。
    65坪、各1冊・10万種、289棚、1074日間。
    松岡正剛が松丸本舗で体験したこと、技のすべてを公開し、人と本をつなぐ本屋の可能性を未来に向けて提言する。
    緊急刊行、松岡正剛渾身の書下ろし!

    著者:松岡正剛
    寄稿:エッセイ 高山宏/町田康/杉本博司/森村泰昌/隈研吾/田中優子 」

  • 本棚を編集するという考え方は
    今まで自分の中には無かったので
    やってみたが、なかなか難しい。

    個性的な、普段出て来ない言葉を含むものを
    たくさん読まないと
    自分の中から出てくる言葉が単調になるので
    来年はもっと、個性的な読書をしたいものである。

  • 誰かの書棚のようで、書店員が話しかけてくる。そういう印象を持っていた松丸本舗ですが、まさにそのように作られていたのだと。
    我が浜松でもご多分に洩れず書店は次々になくなっていくけれど、図らずもこの本を読んだその日に、書店の店員にお薦め本を話しかけられた。シンクロニシティを感じた。
    もっとここにいたい、という感覚。僕は電子書籍肯定派だけれど、電子書籍書店では絶対に味わえないこの感覚を大事にしなければいけない。

  • ありがとう!松丸本舗。
    これを読んで、なお一層あの空間に身を委ねられないことを悔しく思う。
    私も断然、松丸本舗主義。

  • 125
    どんな本もどこかでつながりあっている p140
    「本」と「人」と「場」を近づけた p142
    キーブック p220
    自宅の書棚をテーマに。 p271
    ブックギフトプロジェクト p280
    目次読書法 p309
    共読ライブラリー p320
    黒板本棚 p321

  • 松丸本舗にて閉店2日前に入手。そのときまで閉店するなんて知らなかった・・・
    この分厚い本の前半を読めば(後半は松丸本舗へのラブレター)、立ち上げから3年後に閉じる理由はわかるが、「残念至極!」の気持ちはますます膨らむばかり。
    セイゴオ氏の「図書街」の目も眩むような世界観、ブックショップエディターが念入りにたくらみを込め構成した本棚、本棚ごと発信される「ブックウェア」、本棚から発信されるメッセージを繋ぎ知とする場としての本屋・・・どれも今となっては幻のように思える
    しかし、松丸本舗から放たれた「ブックウェア」は、「九条の旋法」とともに、本を偏愛する人たちの心にあり続けて、青い花咲く「本」国でいつかまた現れるに違いない。その日を夢見て今日もまた本を読もう。

  • 松丸本舗は、著者が考えた理想の本棚を持つ実験的な書店で、オープンからわずか3年で閉店してしまった。この本では、この書店の企画から閉店までの経緯を著者自身が解説し、またこの書店を訪れた著名人の感想も併せて収録している。
    松岡正剛の本を何冊か読んだことがあるが、予備知識が無い自分には難解でとっつきにくかった印象がある。博覧強記で独自の観点を持つ彼の理想の書店がどのようなものか興味があり読んでみた。
    まず写真を見た印象として、予想した通り緻密に練られたコンセプトで、ある程度教養のある人には理解できる面白い書店だったようだ。本をテーマごとに分けて、本と本の繋がりが判るように並べる。それで知の世界の広がりを表現する。書店にはフリーに動けるアドバイザーを置いたり、本棚の形を工夫したり、本を縦横に積み上げたり、本に纏わるグッズを提案したり、様々な面白い試みがされていたらしい。本好き(特に教養書)には、居心地の良い空間だったのだろう。著名人の寄稿も、この書店の面白さを好意的に紹介する内容が多かった。
    わずか3年で閉店してしまったのは、商業的には上手くいかなかったということだろう。本棚も見た目は面白いけれど、難しい単行本が多く、気になる本があっても本棚から抜くのに抵抗があったのかもしれない。本があり過ぎて居心地が良くなかったのかもしれない。購買意欲を上げる何かが足りなかったのだろう。それは実際に行った人しか判らないと思う。もし今後、松丸本舗が再開される事があれば、是非訪れてみたいと思う。
    ちなみにこの本は、500ページ余りで内容も上手くまとめてあるが、分厚くて持ちにくくて疲れた。著者の専門である編集工学を活用して、もう少し薄くて持ちやすい本にして欲しかった。

  • 『ブックウェア』をメインコンセプトとした、松丸本舗。
    ブックウェア ⇒本と、人(エディター)と、場(本棚)
    とにかく、閉店が惜しい。惜しまれる。
    その想いが、綴り語られ詰まった約500ページ。

    松丸本舗の店員さんとも、直接話をしてみたかった。

    また、松岡正剛氏の編集術。本の地図の旅の具現化など、『松丸本舗』の仕事を通じて語られる様は、いつもよりも具体を感じやすい。

  • 松丸本舗は東京駅降りてすぐの丸の内オアゾにあった伝説の本屋。2、3回お邪魔しましたがとても楽しい本屋でした。本書はその松丸本舗の仕掛け人、松岡正剛が構想から閉店までの三年間を語ったもの。結構厚みがあるから読めるか心配だったけど、面白くてすぐ読めました。

    この本を読んで改めて思ったのは「21世紀の本屋が考えなければいけないことは『いかに本屋で本を買うことに付加価値をつけるか』である」ということ。本には再販価格制度のために簡単に値引きができず、値段での差異化はほぼ不可能という特殊性がある。引けないならば足すしかない。そんなある意味当たり前のことを強く感じました。面白いアイデアがいっぱいで、仕事の参考にもなりました。

  • 本屋の挑戦だった。本とは何か、そんなことも見える。巧みな言葉選び。

  • 訪れたのは2回だった。あと、何回か行きたいと思っていたのに
    時期を逸していたら閉店してしまった。

    東京は丸の内。東京駅に近い丸善丸の内店の4階に忽然と
    現れたのは、松岡正剛プロデュースのショップ・イン・ショップ
    「松丸本舗」だ。

    本書は「松丸本舗」誕生前夜から閉店までを追い、そこで何が
    可能だったのか、何が起こっていたのかを検証している。

    正に本のワンダー・ランドだった。既存の新刊書店の概念を
    打ち破り、本の奥に本があったり、違い棚があったり、途中に
    格子棚が組み込まれていたり。

    本が本を呼ぶ。そうなのだ。あるテーマの本を読んでいると、
    関連した本がどんどん読みたくなって来る。一見、まるきり
    違うテーマなのに関連が見えて来る。そんな書店だった。

    たった2回の訪問だったけど、今まで手にしなかった分野の
    本も読んでみようか…と思うようになった。でも、あんまりにも
    欲しい本が多過ぎて、迷った末にヘロヘロと棚を眺めて涎を
    垂らして帰って来たんだけどね。

    本書で「共読」ということが説かれているが、これ、リアル書店
    でなくても可能だと思うんだよね。

    実際、読書コミュニティ・サイトで色んな人の書いたレポを読んで
    「あ、これ、面白そう」とか、同じ本でも「へぇ、こういう受け
    取り方もあるのか」って参考になることが多いもの。

    本は本を読んで、そして人も呼ぶ。若かった頃、梶井基次郎の
    『檸檬』を読んで京都・丸善にレモンを置きに行ったっけ。あの
    時の丸善の店員さん、後片付けさせてごめんなさい。

    さぁ、今週も書店に行こう。そして、終わることのない本の世界の
    旅を続けよう。あ…どこにしまうの?自分。汗。

  • 日本で有数の読書家であり書評家でもある知の巨人が展開する書店が閉鎖した。客単価は日本一だったようだが、一方で坪効率&売上が酷かったんだろう。実際の店舗にも行った事があるのだが、本のテーマパークのようで、面白い空間であったのは確か。が、コンセプト先行で見せる事を重要視し、売る事をあまり考えていなかったというのは本書を通じてよくわかる。要は商業施設ではなく、文化施設になってしまったのかもしれない。文化施設は儲からない(だから税金で運営する)。
    経営センスがないと言ってしまえばそれまでだが、ビジネスマン向けハウツー本やベストセラー小説やダイエット・料理本を置かない一等地でのビジネスが失敗に終わるのは必然だったのかもしれない。もっと土地の安い所やネット上なら成立するのかもしれないが。
    著者の主張するブックウエア・共読というものは「本を売る」という商行為とはマッチせず、出版・書店業界というよりは教育産業に該当するもので、出版・書店業界の改革するという試みとしての書店経営は手段として間違っているのかもしれない。そもそも読書という消費活動をする人間は多くはないし、知のビジネス化は難しい部分もあるが、今後の再挑戦に期待したい。

  • 結局、一度も行くことができず、後悔しています。

  • 請求記号:024.1/Mat
    資料ID:50067856
    配架場所:図書館1階東館 め・く~る

  • ホームページに感想を書きました。
    「東京に行きたい理由が一つ消えました」
    http://www.ne.jp/asahi/behere/now/newpage160.htm

  • 2012/11/12 津市安濃図書館。

  • 9月末に閉店となった、丸の内の松丸本舗。記念に読みたい本。

  • あぁ・・・松丸本舗。僕にとっての「知の遊園地」。これを読んでからあの空間に身をおくことができないのが、悔やまれる。
    ありがとう、松丸本舗。

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