WILDER MANN (ワイルドマン)

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  • 青幻舎 (2013年12月20日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784861524059

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WILDER MANN (ワイルドマン)の感想・レビュー・書評

  • ヨーロッパ各地の伝統行事に登場する獣人、ワイルドマンの扮装のポートレイト。

    角の生えた仮面、黒く塗った顔、腰に下げた大きな鐘、毛皮や植物で覆われた体、カラフルなテープを纏ったもの、熊、山羊、鹿、悪魔、様々な仮装のワイルドマンの写真。

    それぞれどういう伝承に基づくものか、簡単な解説が後ろにまとめて載っています。

  • チェルブル カプラ (ルーマニア)
    ハーベルガイス (オーストリア)
    バブゲリ(ブルガリア)
    シュナップフィーシェ(イタリア)
    ドンドラシ(クロアチア)

  • 国が違っても、全身葉っぱとか、動物の毛皮頭付きをかぶってたり、それもヤギか熊、異常な数や大きさのカウベルなど、似ている点があった
    それにしても、ほんまにこんな格好するのかな、と驚いた

  • 「西洋なまはげ」とでも説明するとわかりやすい?西洋の祭などで現れる悪魔や妖精のようなモノ。一見すると笑ってしまうような動物型や、見てると不安になる人型のモノ達…表紙のアレが一番インパクトありましたわ。解説ページのシルエットも良。

  • 日本にはなまはげがいる。
    ヨーロッパにはwilder manがいる。
    土地も発生起源も違うのに似たような性質を持つのが面白い。

  • 長い冬をうちやぶる、春の精霊たち。

  • たくさん載っているけれど表紙のバブゲリ一強、Tumblrで十分と思う。

  • ヨーロッパ版なまはげ、と言われてしまえばそれまでだけど。
    祭典とは切り離された写真がとても美しい。
    解説と写真が同じページになっていたら尚読みやすいのにな。
    カウベルと山羊と熊が多い。
    ヨーロッパって、やっぱりアメリカとは違う、幾重にも重なる歴史というか時間が、流れているんだなーと実感。
    地元の人にはどのくらいの重要性なんだろう。
    都市部に住んでる人にとっても親しい感情を持つものなのだろうか。

  • 西欧の獣人写真集。写真集でも良いぐらいきれいな写真。巻末に獣人の種類と解説。

  • 松本大洋「鉄コン筋クリート」のクロみたいな
    もしくは
    「もののけ姫」のシシ神様のような
    ダイダラボッチのようなものを感じる。
    動物的であり
    人間くさくもあり
    自然そのもののような
    そういう魅力的で変なものがたくさん。
    ヨーロッパが近く感じる。

    バブゲリとチャウシ
    ブルガリア、ブラゴエヴグラト州、バンスコとラズロク
    非常に興味そそられる。が、そうか、男根をイメージされてましたか。子供たくさん産めるように力を与え、幸運をもたらす。

    ヴイルダー(獣人)
    オーストリア、チロル州、テルフス
    ワイルドマン(英語)、ヴィルダーマン(ドイツ語)、オム・ソヴァージュ(フランス語)
    熊と女性が結ばれ、その間に生まれた息子。「超人」的な存在。最強の力を持つ。

    シュナップフィーシェ
    イタリア、南チロル地方、テルメーノ
    食肉業者に殺される。冬を殺すという意味を持つ。3メートル。下あごは可動式でカチカチを牙が音を立てる。ドラゴンと関係があるのかもしれない。

    カレト
    ポルトガル、ラメーゴ、ラザヒン
    リズム楽器とバグパイプの音とともに勢いづく。仮面はハンの木で手彫り、動物、悪魔、ひげのある男。衣装も藁谷毛皮、木の皮、布切れ。

    チェルブル
    ルーマニア、マリニ
    牡鹿は生命力を示すように、動きの速い踊りをする。その後、死に至り、侍者たちの歌と踊りを通して、甦る。

  • フランスの写真家。欧州各国の伝統的な儀式に登場する獣人(ワイルドマン)のポートレート写真集。欧州19カ国に渡り撮影された獣人はどこか滑稽で可愛らしい。地域による特徴や差異が楽しい。

  • ぶらりと立ち寄ったヴィレッジヴァンガードで見かけ、思わず衝動買いしてしまった写真集。全身に毛皮をまとったり角を生やした、獣とも人ともつかぬ異形がつぎつぎと登場する。
    この妖怪たちの正体は、ヨーロッパ各地の祭りに登場する仮装。つまりは、ヨーロッパ版「なまはげ」だ。人と自然を媒介する彼らのポートレートは、眺めているうちにまさに異界の入り口に誘われるような気になってくる。ベッドの横に置いておいて、寝る前にぱらぱら眺めるのがお気に入り。

  • クリスマスからエピファニーまでの十二夜がキリスト教的装いをとりつつも、キリスト教以外の要素からできているように、ヨーロッパの民俗宗教は幾重にも積もった層から成り立っている。その中の一つであるWILDER MANN。異教的で時として滑稽、猥雑なこの写真の不思議な楽しさと不気味さに感動する。

  • ヨーロッパで祝祭に登場する仮装獣人「ワイルドマン」
    たちの写真集。日本で言えばなまはげに当たるか。
    祭の最中の写真ではなく「特写」という形態を採って
    いるため、迫力にはややかけるが、全身を収めていると
    いうこともあってその異形は実にわかりやすく、見て
    いて飽きるということがない。

    私はブルガリアのバブゲリとイタリアのシュナップ
    フィーシェが好き(笑)。

  • 「世界のなまはげ」って紹介されてたんだけど、ヨーロッパの伝統的な祭りに登場する扮装や仮面姿の写真集で、すごくファンタジックな気分が盛り上がります。ヨーロッパの自然に佇む彼らは本当に幻想的、ルーマニアの鹿の角をつけた人が特にいいです。いつか手元に欲しい本です。

  • ★★★★★
    ゆるきゃら日本よ、これがほんとのかぶりものじゃ~!!
    なんちて。目の前で見たい世界のかぶりもの文化。
    (まっきー)

  • 異教的(非キリスト教的)なヨーロッパの「なまはげ」だが、日本のそれとは異なるパターンが見えて面白い。ヤギやクマ、木の葉や毛皮で覆われた何か、よく分からないオーラを背中に背負っているものなど。ボアダムズのジャケに出てきそうな異物感。

  • ヨーロッパ版なまはげ写真集といった感じ。
    写真がざぁーーーっって出てて、最後の方に仮装の解説がまとめて書いてある。
    お値段が高いのでちょっと買うのにためらうけど、ちょいちょい見返したい本。
    一言で獣人と言ってもいろいろあって面白いなぁ。
    熊の仮装がやたらと多いなぁと思っていたら、熊は冬眠のために穴籠りするが、仮死状態で冬を過ごせるその能力は熊があの世とのつながりを持っていることを暗示している。熊が穴から出てきたとき、春が到来することから「春の神」として現れると書いてあって納得した。

    色々と解説が書いてあるけど読みにくい部分があったり、ヨーロッパの文化をあまりよく知らないのでちょっと分からない部分もあったりしたけど、面白い本だった。

  • ヨーロッパ版なまはげ、といったところか。巻末の説明は正直読んでもよくわからないが(笑)、掲載されている写真だけで十分に楽しめる。懐かしさと斬新さ、恐怖と滑稽……相反する印象が混在していて、非常に魅力的だった。アジア版やアフリカ版とかも出ないかなあ。

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WILDER MANN (ワイルドマン)の作品紹介

“野生”をまとい、生命を祝う男たち

ヨーロッパ諸国で何世紀も昔から伝わる祭り。そこに登場する獣人たち。
彼らは、さまざまな衣装を身にまとい、生命の輪廻や季節のめぐりを祝う。
動物の毛皮や植物でできた装束、鈴や骨で飾られた姿。
それらの驚くべき多様性と奇怪な美しさをおさめた写真集。
欧州18か国を取材したプロジェクト。約160点を収録。

著者:シャルル・フレジェ
寄稿:「ワイルドマンとヨーロッパにおける仮面の伝統」ほか
解説:「仮装とその種類の解説」

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