植田正治のつくりかた

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著者 : 植田正治
制作 : 金子隆一(東京都写真美術館学芸員) 
  • 青幻舎 (2013年10月29日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784861524110

植田正治のつくりかたの感想・レビュー・書評

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  •  砂丘にたたずむ、意図的に配置された人々の写真がよく知られる植田正治の、生誕100周年を記念した写真展の公式カタログ。写真展には出品されなかった代表作も多数掲載されており、植田の仕事を概観できるうえ、植田の写真の持つその独特の美しさに改めて触れられる、充実の内容となっている。
     植田の写真はノスタルジックなファンタジーでありながら、ありふれた心地よさをどこかで裏切る。それは涼やかな親和性に緊張が混ざる瞬間であり、意識に上らない非現実の露呈の瞬間でもある。静寂と懐古が行き交う、「いつまでも新しい場所」としての写真世界を堪能する。

  • (写真のみ鑑賞。解説文は未読)
    カラー写真(当時は技術が未発達)もトライしているが、めぼしいものはなく、やはり、コントラストの強いモノクロがこの人の味。
    コンテンポラリーなアートの写真として、一度観ると記憶に残るものがいくつかある。この分野の先駆けと思う。

  • 同タイトルの写真展の図録。
    解説エッセイや展示にはなかった写真が豊富。

    見ているとなんだか郷愁を誘われるような不思議な気分になる。

  • 砂丘の写真を見ると、昔あったサントリーのCMでのランボーのシリーズを思い出す。

    たまたま新聞の書評欄に取りあげられていた。
    「空々しさこそ、かえってリアル感じられて…」と述べておられたが、そもそも前提としている「空々しい」とは思えない。
    このカットのためにお父さん号令のもと、遊びたい盛りの子供が砂漠に出かけ、それぞれ花を持ったり、自転車に乗ったり、奥さんも忙しい中出掛けポーズをとったり。見ていて微笑ましい。
    お父さんが撮るという写真のために、皆がポーズ取る。
    これほどぬくもりを感じる家族の作品はない。
    「パパとママとコドモたち」という題名を、あえてカタカナ表記にしているところに植田正治の意図を感じる。

    「つくりかた」は写真のつくりかたばかりではなく、写真家(アマチュア?)植田正治のつくられかたもあるだろう。
    「つくる」には「写真」を害するニュアンスはないと思う。
    「とる」ことが「つくる」ことであるから。

  • 生誕100年!植田正治のつくりかた
    会期:2013年10月12日(土)~2014年1月5日(日)
    東京ステーションギャラリー
    http://www.ejrcf.or.jp/gallery/exhibition/next.html

    青幻舎のPR
    「生誕100年記念刊行 “ 植田正治のつくりかた ”
    10月中旬発売予定

    表現への情熱、恐るべし

    新発見資料を駆使した解説コラム20篇により、
    全く新しい植田正治像に迫った画期的写真集

    ■亡くなる直前のカメラに残された「最後のカット」全掲載
    ■発表当時の写真雑誌記事多数収録
    ■あの名作のベタ焼に見知る選択眼の秘密
    ■戦後すぐに挑戦していたカラー撮影

    監修:金子隆一(東京都写真美術館学芸員)
    解説:成相肇(東京ステーションギャラリー学芸員)

    同タイトル展開催
    2013年10月12日~2014年1月5日 東京ステーションギャラリー
    2014年4月12日~6月8日 岩手県立美術館

    植田正治、生誕100年記念展が続々開催
    植田正治とロベール・ドアノー(10月5日~11月30日:植田正治写真美術館)
    植田正治とジャック・アンリ・ラルティーグ(11月23日~1月26日:東京都写真美術館) 」

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植田正治のつくりかたの作品紹介

表現への情熱、恐るべし

新発見資料を駆使した解説コラム15篇により、
全く新しい植田正治像に迫った画期的写真集

■亡くなる直前のカメラに残された「最後のカット」全掲載
■発表当時の写真雑誌記事多数収録
■あの名作のベタ焼に見知る選択眼の秘密
■戦後すぐに挑戦していたカラー撮影

監修:金子隆一(東京都写真美術館学芸員)
解説:成相肇(東京ステーションギャラリー学芸員)

植田正治のつくりかたはこんな本です

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