東京古道探訪 江戸以前からの東京の古道を探る歴史散歩

著者 :
  • 青幻舎
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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784861526138

感想・レビュー・書評

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  • 荻窪圭 | 東京まち歩きツアー「まいまい東京」
    https://www.maimai-tokyo.jp/guides/ogikubo/

    『東京古道探訪 江戸以前からの東京の古道を探る歴史散歩』|感想・レビュー - 読書メーター
    https://bookmeter.com/books/11663135

    混沌の屋形風呂
    https://ogikubokei.blogspot.com/

    東京古道探訪 江戸以前の東京の古道を探る歴史散歩|青幻舎 SEIGENSHA Art Publishing, Inc.
    https://www.seigensha.com/books/978-4-86152-613-8/

  • 古代官道や、いざ鎌倉!の鎌倉街道、参拝道など、
    江戸時代以前の道を探訪すると、遥か昔に誘う景色が
    見えてくる。東京に残る時代の道を巡ってみよう。
    ・はじめに
    ・本書で扱う東京の古道エリア
    第1章 古代からの道
     古道ルート1 高輪の古代東海道
     古道ルート2 洗足池から大井への古代の尾根道
     古道ルート3 浅草から先の古代東海道
     古道ルート4 立石への古代東海道
     古道ルート5 府中周辺の古道
    第2章 中世からの道 鎌倉街道伝承を探る
     古道ルート 6渋谷城を抜ける 鎌倉街道
     古道ルート 7 二子玉川から世田谷城への鎌倉街道
     古道ルート 8 阿佐ヶ谷から練馬城へ北上する鎌倉街道
     古道ルート 9 千住の古街道
     古道ルート 10 王子から赤羽へ鎌倉街道を辿る

    幅広くて真っ直ぐな古代官道。
    自然に沿って尾根道中心の中世の街道。
    品川道や古甲州街道、大山街道など。
    川の間削、開発等で途切れたりもしているけれど、
    カシミールの3D地図で提示されると、納得してしまう。
    更に過去と現代の地図。道の周辺に残る歴史の痕跡を発見。
    道標や庚申塔、馬頭観音や一里塚、思わぬ古い寺社の存在。
    地名に潜む土地の歴史。多くてびっくりの古墳の数々。
    品川に鹿嶋神社がある理由。北千住に氷川神社が多い理由。
    品川、大井が古代からの要所だったこと。
    立石の由来の石がある公園。としまえんは練馬城址。
    行った場所でも知らなかったことが多く、驚かされました。

  • 3D地図を利用して、古東海道や鎌倉街道を推定してゆく過程が面白い。
    阿佐ヶ谷〜練馬城までの鎌倉街道比定など、身近な道もあり、自分の知識と比較しながら読むのも楽しい本でした。

  • <目次>
    第1章  古代からの道
    第2章  中世からの道

    <内容>
    古道の研究家の荻窪さんの最新刊。カシミールをベースに様々な古地図も参照して、わかりやすい説明を加わり、歩きたい本となっている。本の中にもあったが、庚申塔や道標、古寺や古社は古道めぐりのポイントとなる。私が気になっているのは「公民館」や地域の「集会所」。これは割と古い道沿い(ただし、本書の範囲から言うと埒外かもしれないが…)にあると感じた。

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著者プロフィール

1963年生まれ。東京農工大学工学部卒業。IT系フリーライターとしてデジタルカメラやスマートフォンの記事を書く傍ら、古地図収集と古道探索を行っている。著書に『東京古道探訪』(青幻舎)、『東京「多叉路」散歩』(淡交社)、『古地図と地形図で発見! 江戸・東京 古道を歩く』(山川出版社)などがある。「タモリ倶楽部」(テレビ朝日)に古道研究家として出演経験あり。新潮講座「東京古道散歩」や「まいまい東京」などで、東京の古道や歴史を案内する野外講座のガイドも務めている。

「2022年 『古地図と地形図で発見!鎌倉街道伝承を歩く』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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