相倉久人の超ジャズ論集成 (CDジャーナルムック)

著者 :
制作 : 山下 洋輔 
  • 音楽出版社
4.17
  • (3)
  • (1)
  • (2)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 21
感想 : 2
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (360ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784861710124

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 油井正一と共に日本を代表する(と個人的に思っている)ジャズ評論家・相倉久人。
    今はジャズ界から離れていて、偶にミュージックマガジンで別の分野のレビューを見かけます。

    本作は、相倉久人が60年代から70年代にかけて書いたジャズ評論を、山下洋輔が編集したもので、集大成のようなものです。
    相倉久人のジャズに関する書籍は、ほとんど絶版になっているので、助かります。

    本作は序章+2章の構成で、序章では山下洋輔が見る相倉久人像について、1章では相倉久人が1960年代に書いた「モダン・ジャズ鑑賞」「現代ジャズの視点」「ジャズからの挨拶」「ジャズからの出発」の一部を掲載、2章には彼がジャズ界から離れる前に書いた「ジャズ100年史 ジャズは死んだか(対象期間は1900~1975)」を丸々掲載しています。

  • 「モダン・ジャズ観賞」「現代ジャズの視点」「ジャズからの挨拶」など、1960年代と70年代に相倉久人が書いたジャズ論を基に編集した集大成。幻の名著「ジャズ100年史-ジャズは死んだか」も完全復刻。
    (「MARC」データベースより)

    資料番号:010820454
    請求記号:764.7/ア
    形態:図書

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

1931年東京生まれ。東京大学文学部(美術史)在学中からジャズ評論を執筆。その後、ライブの司会などを通してジャズの現場に深くかかわった。1970年代以降はロックやポップスを論じ、日本レコード大賞の委員も務めた。主な著著に『新書で入門ジャズの歴史』(新潮新書)、『相倉久人のジャズ史夜話』(アルテスパブリッシング)、『されどスウィング』(青土社)のほか、『モダンジャズ鑑賞』『ジャズからの出発』などがある。2015年没。

「2016年 『相倉久人にきく昭和歌謡史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

相倉久人の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×