- Amazon.co.jp ・本 (235ページ)
- / ISBN・EAN: 9784861763359
感想・レビュー・書評
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娘の高校生読書習慣本、3冊目。
あさのあつこさんの作品なので、読みやすいし、まあ今の学校生活に近いのかなと思うのですが、ちょっと高校で配布するにしては、少し娯楽色が強いのではないか?って思っていた。高一の時の物だけど。軽めの文豪物で良いのではとは、意見しなかった。
歩は漫才コンビから逃げ腰。「ロミジュリ」とコンビ名は決まり、応援する仲間も集まる。メグは、思いがけない父親の再婚に動揺。良い子の集団。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
#読了
#TheMANZAI 3巻
子どもなんだけど子供じゃない年頃の彼らが色々と今回もドタバタ…
うーん、これ微妙なBL臭をだしてるの何でなんだろう…笑
(違ったらごめんなさい)
友情がテーマなのだと思うんだけどなぁ
よく分からないけどまぁ読んでて楽しいのでOKです(ぇ) -
あさのあつこ「The Manzai」第3巻。文句なしの面白さ。歩と秋本の掛け合いとそこにちょいちょい入ってくる友人、知人の掛け合いも面白い。文章量も丁度良い感じで時間も忘れて次巻も気になるストーリー展開。あっという間に3巻目。
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会話の部分がいちばん楽しめる。その合間に話が進んでいる感じ。
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ストーリーがあまり進まなかった。夏祭りのシーン早く読みたい
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シリーズ第3巻。
あ、中学生の設定のまま進むんだなあ。と感じる。
1巻目のあとがきとかに書いてあったような気がするが。
読み疲れしない。ちょっと繰り返しが多くて、少しだけウンザリもあるが。 -
「しょうがないって諦めなならんことなんて、ごろごろしてる。けどな、全部やない。しょうがなくないことやって、かなりあるはずや」
ー秋本貴史 -
夏祭りで一緒に漫才をしようと、しつこく迫ってくる秋本。そして、必死にそれを拒み続ける(が、しばしば引きずられている)歩。この二人の掛け合いが何といっても本書の魅力であろう。
私が最も印象に残ったのは、歩が思いをよせるメグを、お店から送っていく場面である。自分の気持ちを言葉にすることに臆病な歩だが、そんな中でも彼女が暗い顔をしていたことが心に引っかかっている。何とか勇気を出して、声をかけるが、その衝撃な憂鬱の原因を知ると同時に、自分の気持ちが到底叶わないことを知る。その歩自分自身が入り込んで一緒にドキドキしながら、そして、歩の届かない想いの甘酸っぱさを感じながら読んでいると、いつのまにか本書を読み終わっていた。まさに、「切ない青春」の代名詞のような小説であった。 -
最後の解説になんか感動しちゃった。普通ってなんだろうね。私も何度も考えたけど、結局普通ってなんなのか分からない。私にも「普通じゃなくて、特別」って言ってくれる人がいればなー笑。そんなに悩まなくてすんだかもね。