Talkingアスカ (ピュアフル文庫)

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著者 : 松村栄子
  • ジャイブ (2007年1月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (155ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784861763700

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Talkingアスカ (ピュアフル文庫)の感想・レビュー・書評

  • 「みじかい眠りにつく前に」で「窓」を読んで松村栄子さんの他の作品も気になり本作を。表題作の「Talkingアスカ」もよかったけど、やっぱり「窓」が一番よくて好きでした。あかるい終わり方でもないし、びっくりするんだけど、あの終わり方がいい。読むのは二度目なので結末を知っているのに、読み終わった後ぼーっとしてしまって次の章をすぐには読めなかった。

  • 小4のサカカ、高1のアスカ、予備校生の「わたし」、29歳のマユミ、それぞれの『時』を描いた短編集。

  • 入学式で隣り合った女の子が貧血を起こした。そこから仲良くなったマミは、しばらくして学校に来なくなった。だからアスカはクラスであった出来事や、気になる男の子のこと、家族のこと、文化祭のことを電話で話す。いつも話しているのに聞けないマミの不登校の理由。そばにいるのに聞けない、東大に合格して進学しなかった兄の事情。問いかけ始めるアスカ。アスカの話し言葉だけで構成される小説の中に、一つ一つの答を自分の中でかみくだいて成長していくアスカの姿が見えてきます。

  • 短篇集。今まで読んできた松村栄子氏の作品の中では軽めで読みやすい。ちょっと物足りない気がした。
    予備校生の「わたし」は千田さん再来かと思った。

  • いっとう好きな短編が『窓』
    彼が好きだ。

  • 「悩める女王さま」
    小学生女子がなんとなく「女王さまごっこ」を卒業する話
    フクザツです

    「Talkingアスカ」
    女子高生と不登校の友達が延々ガールズトーク
    真面目でよろしい

    「窓」
    自殺をめぐるお話
    わけがわからない
    だが少なくとも彼にはそれをやる自由がある

    「高級な人間」
    モテモテ女子小学生がトホホな三十路に…

  • 浪人したら「窓」がすごいよくわかった。
    わたしは屋上より線路に惹かれたけれども。

  • 女子高生もいろいろ大変なんだよ。でも楽しいこともいっぱいある。すごく主人公に共感できる小説。

  • 「窓」が1番すき。表題作はあまり...。

  • 高級な人間になりたい。

  • さまざまな年齢の女性が主人公の短編集。本の題名にもなった「Talkingアスカ」が好きです。主人公アスカが電話で話している言葉だけで書かれていて、珍しい文でした。アスカはとても優しくて可愛らしいvそれと「窓」は名前も主人公の少女と「彼」のお話なのですが、最後が衝撃的。直接どうなったか書かないからこそ、衝撃が強いです。

  • 表題作は、不登校になった友だちに電話をかける女の子のおしゃべりがずっと続く短編集。高1という設定だけど、中1くらいなんじゃないかな、純粋すぎるしかわいい。アスカは真っ直ぐで自分の感じたところを無理に曲げたりしない、無邪気な、だけどやさしい女の子だ。一転して、「窓」は冷たい毒が流れ落ちる感じ。どちらかというと、こっちの方が好き。

  • 「talkingアスカ」アスカは普通の子だけれど、やさしくて、いろいろ考えてしまう人にはない感覚による理解がある。そういう子って本当は世の中にたくさんいるのでしょう。
    「高級な人間」は少し笑って、その後で自分はどんな人間かと考えてしまう話。

  • 久々の松村栄子作品。彼女の作品を読むのは5、6年振りである。
    4つの作品から成るこの本、作品は主人公の年齢順に収録されているのだが、(小学生、高校生、予備校生、29歳)敢えて私は予備校生が主人公の「窓」から読んだ。主人公の張り詰めた感じがすごく懐かしかった、初期の名作「至高聖所」や「僕はかぐや姫」を思い出して、やっぱり松村さんいいな〜と改めて思った。
    女子高生の語りで構成される「Talkingアスカ」は、ど〜かな〜なんて尻込みして最後に読んだのだが、すごくよかった。ベネッセの受験雑誌に連載されていたようだが、高校生達はどう思って読んだんだろう、リアルな世代の感想が知りたいなと思った。
    多作な作家さんではないので、今回は久々の再会が本当に嬉しくて、嬉しすぎて買ってすぐによむのが勿体なかった。彼女の持つ独特のきーんとした世界は相変わらずで、うまいなあと唸らされた。

  •  小学4年生のサヤカ、高校一年のアスカ、予備校生の「わたし」、29歳のマユミ、と少女4人それぞれの「時」を描いた作品を収録した短篇集。 表題作と「窓」が良かった〜。語り口の巧さでするする読ませてしまう表題作では、素直で柔軟でしなやかな少女アスカの姿がくっきりと浮かび上がってきて、「窓」では繊細かつナイーブ、脆さが危うげな「わたし」を描く。衝撃的な展開の後、「わたし」はどうしたんだろう、、、。やっぱ巧いっすねー。 女子高校生小説の名作『ぼくはかぐや姫』が復刊されますように! (2007.1.13読了)

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