モデラートで行こう (ピュアフル文庫 か 1-2)

著者 :
  • ジャイブ
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  • Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784861764073

感想・レビュー・書評

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  • 元男子校の吹奏楽部。ミーハーな奈緒、ノリコ、少年のような真琴、口のきけない恵美。4人娘の一年と、その後入ってきた後輩の女子が語り手となる。等身大の女の子の日常を描く。軽いタッチで読みやすい。

  • 吹奏楽経験者の私には物足りなさを感じました。
    練習風景や本番の描写が薄っぺらく、吹奏楽の良さが半減…
    吹奏楽未経験の方なら楽しめる、かな?

  • 吹奏楽部のお話。

    タイトルのモデラートの意味のように穏やかにストーリーが進むのでリラックスしながら読めました。

    主人公は女子全部員の8人!
    最初目次を見たときはその多さに内容がちゃんと入ってくるか不安でしたが全然問題ありませんでした。
    真琴にはとまどいましたが…
    部活っていいなーと思いながら高校時代の思い出に浸りました。
    主人公も女の子なので初っ端からすっかり感情移入してました。
    恋愛面ではきゅんきゅんします。笑

    風野さんの作品は爽やかで大好きです!
    ビートキッズもそうでしたが主人公たちが等身大なので
    親近感がわいたり、すごく懐かしくなります。
    特に女子や吹奏楽部の人は共感しやすいのでは?

    少しハラハラするシーンがあっても良かったかなーと。
    でも心を落ち着かせ、穏やかにしてくれる作品でした。

  • 吹奏楽部の活躍の見せ所であるマーチング・フェスや文化祭などでの描写が、あまりにも淡々とし過ぎていて、吹奏楽の楽しさや面白さが全く伝わって来ませんでした。

    吹奏楽にしても恋にしても友情にしても、ここ一番!という盛り上がりが無くて、全体的にぼんやりとした印象。登場人物たちの成長物語としてはそれでも良いのだけれど、青春音楽小説と銘打っているのなら、吹奏楽にもっと重きを置いて欲しかったなぁ。個人的には吹奏楽と恋・友情の比率が七対三、もしくは八対二くらいでも良かったと思います。

  • 吹奏楽部のお話です。みんな頑張って楽器を吹く練習をしたり、恋をしたり仲良くワイワイするのが楽しいです。文化祭や行事にたくさん参加をしてみんなうまくなっていくとてもいい話です。もと吹奏楽部なのでこの気持ちわかるな~とか思いました。楽しい話だと思います。

  • なにがテーマなのかよくわからないけど、これはこれで楽しいし、いいかなあ〜と。笑
    でてくる女の子にあんまり魅力を感じられなかった。

  • 青春小説。高校生の吹奏楽部の話で、何人かの女の子の視点から短編連作のような形で書かれている。部活動での楽器の話や音楽の話、それぞれの身の上話、恋愛話等が描かれている。ひとつひとつの話が短いため物足りないが、あっさりと読めてモデラートな雰囲気だった。楽器が吹きたくなる。
    2009/10/4

  • これを星5つにするのはかなりどうなの?と自分でも思います。
    だって、あまりにも軽くて、何にもならないんだもん・・・
    でも、でも、かわいいので笑関西弁のかわいい恋なので!
    ま、いいかなーと

  • −未読

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著者プロフィール

風野潮
大阪府生まれ。第38回講談社児童文学新人賞を受賞した『ビート・キッズ』でデビュー。同作で、第36回野間児童文芸新人賞と第9回椋鳩十児童文学賞を受賞する。ほかの作品に『ビート・キッズⅡ』、「氷の上のプリンセス」シリーズ(ともに講談社)、『ゲンタ!』(ほるぷ出版)、『歌う樹の星』(ポプラ社)など多数ある。日本文藝家協会、日本児童文芸家協会会員。「プレアデス」同人。

「2023年 『ペンタとニック』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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