- Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
- / ISBN・EAN: 9784861764271
感想・レビュー・書評
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15歳の女の子との恋愛。こうゆう結果になるのもしょうがないのかな。
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高校に通いながら、プロとしてバンド活動をすることになった主人公。
大人に囲まれる毎日の中、自分の居場所がわからなくなっていく。
家族とも上手くいかず、道で出会った見知らぬ男の家に転がり込む。
仕事もせず甲斐性のない年上の男の傍が、彼女にとって唯一の安らぎとなるが・・・。
15歳…大人じゃないけど子どもじゃないような、微妙な年齢ですよね。
大人として扱いを受けることって、決して不快ではないと思いますが、大人になることを強いられるってつらいと思います。
早く大人になり過ぎると、子どもに戻れなくて、自分を見失ってしまうのかなと。
必死に自分の足で立とうとする15歳の少女の青春ストーリー。 -
今まで読んだこの作家さんの本とは少し雰囲気が違った。
2013/06/04 -
三原さんの描写について、あまりに現実離れしてて「こんなやつ居ないだろ」と突っ込みたくなった。ユーリのことは素直に好きだと思った。流されやすくてアイデンティティが欠落してるような頼りなげな存在。でも一瞬一瞬を逃すまいと生きてるとてもバランスの悪い子。ユーリの姿に惹きつけられて最後まで読みきった。
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なんかなあ...って心につかえる感じ...?
「はじまりの空」が好きだったから、少し期待しすぎてしまったのかも。
悪くはないと思うんだけど、主人公の生活が身近じゃないから感情移入できなかったのと、フジシマのキャラクター設定が好きになれなかった。はじまりの空の主人公の方がまだ分かるし、レイさんの方が断然かっこいい。
フジシマのよさを分かるには、もう少し大人になってから再読かな? -
透明感のある文体と巧みな比喩表現。
突き放した余韻が残るエンディング。
文章そのものはとても好みなのだけれど、ヤングアダルトのせいか、設定や展開に現実味がなく物足りなさを感じた。 -
15歳の主人公が突如バンドを始めたり、知り合って間もない男の家に転がりこんだり・・・一見めくるめく展開のようでその実、淡々と流れていくストーリー。
物語にあまり起伏が感じられず、ラストにも締まりがない。
ついでに妙な比喩表現がやたら多いのも気になる。
更に言うなら相手の男も、甲斐性がなさ過ぎる。
と、散々に言いつつも、続編読もうかなぁと思うくらいには、嫌いじゃない。
余談。
「キューリとミカン」や「チェルシー・ガール」のネーミングセンスがダサいのはどうにかならないのだろうか。 -
楡井さんの作品はいいなぁ~って思います!!
読んでいくうちに物語の中にひきこまれていく感じ(^^)
このお話もすごくたのしく読ませてもらいました! -
フジシマが…すごくロクデナシです
でも嫌いじゃない -
11/9