12歳たちの伝説 5 (ピュアフル文庫 こ 1-5)

著者 : 後藤竜二

• ジャイブ (2008年1月10日発売)

感想・レビュー・書評

[maya0u0さんの感想 · 2015年4月26日]

シリーズ最終？巻。
1巻毎に各章毎に、主人公がかわって、同じ出来事でも１人１人のとらえ方が違ったり、相手の気持ちを考えるも本当は全く違っていたり。。。
小学生の中〜高学年と中学校の時って、とにかく周りからどう思われてるかって気になって、突っ張ってみたり、先生に反抗してみたり、素直になれなくて心とは裏腹なのに、引っ込みがつかなくなってしまったりってことあったなぁと懐かしく思いだしました。
一番人気がある男の子っていうのも、見た目が良くて、スポーツ出来て、勉強が出来るっていうのが条件で、本当のところはその子のことなんかちゃんと知ってなくても、好きになれるみたいな。。。（笑）
で、学校一のモテ男は実は大して中身がないっていうのも（笑）
このクラス全員が書き終わるまでシリーズは続く？みたいで、今は休刊中のようですが、出来たら番外編でモテ男の話も書いてもらいたい。

[潤さんの感想 · 2008年5月31日]

この巻だけみたら、よくある「クラス団結！心あたたまるストーリー」って感じで、
なんだかなーと思うんですが、
１〜４巻のはちゃめちゃなクラスを見てると、５巻はふつうに感動でした。
成長したなぁ…と感慨深く親目線です。
これが最終巻なんてすごくもったいない！もっと彼らの話が読みたいです。