マイナークラブハウスの森林生活 (ピュアフル文庫 き 1-3 minor club house 2)

著者 :
  • ジャイブ
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本棚登録 : 110
感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784861766619

感想・レビュー・書評

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  • トンデモとドロドロがゴチャッとまじった不思議な話。ライトに読んでしまうけど、いちいち引っかかってくる。一巻より人が増えてるのもゴチャッと感の出どころか。

  • 読み返し。
    やはりぴりか初め登場人物に頭が下がります。
    日本のこれまでの小説の中で、一番進んだ状態にある、位に思っているのですが。

  • 引き続き読み応えがあったけどまさかまるまる紗鳥が出てこないとは思ってなかったです、後美優ちゃんこええw

    しかしマジに三角関係になっちゃうんかねコレ、友情が壊れる展開だけは勘弁してほしいんだが。

  •  で、2も。

  • マイナークラブハウス2作目。
    2009/7/23

  • 『マイナークラブハウス』シリーズの第2巻。

    着ぐるみのカエルを着たヒロイン(笑)

    相変わらず、会話のコミカルさと相反して、登場人物の心理描写はグサッと心のやわらかい所に突き刺さって来ます。
    でも、きっとこういう小説に共感する子供たちはたくさんいるんだろうなぁ…

    解説で千野帽子さんが書かれていますが、「同調せずにいられる者」「ひとりで立つ覚悟がある者」こそが美しい、という作者の姿勢には共感できました。

    自分より輝いている人(や物)に群がって、個としての価値観を放棄してしまっている人や、愛情という仮面の下で子供の個人としての存在を食い殺し続ける親を一刀両断!

    まるで武士です。

    ストリーキングの武士。(ほめてます☆)

  • シリーズ第2弾。
    連作短編集です。
    ぴりかの今後が気になりますな。
    オカンとどうなるのか!?
    カウンセラーの湯浅先生がいい味出してます。

  • 2009/11/13

  • まずい、これはものすごくおもしろい!
    続きが気になって仕方ないです。

    作者の変わらぬ姿勢がいい。
    深刻な十代の想いがゴリゴリとツボをついてきます。

  • 『マイナークラブハウスへようこそ』に続くシリーズ二作目。
    私立学園のマイナーなクラブ活動が集まっている<マイナークラブハウス>のメンバーたちの奇人変人珍妙奇妙な青春物語だ。
    前作から少し間があいてしまったので、細かい設定が思い出せないところもあったけれど、読み進めているうちにうっすらと思い出してきた。視点も時間軸も前の作品とは異なっているため、少し違和感があったのだ。
    ちょっと奇を衒いすぎているなぁ、という印象は相変わらず強い。でも次回作が出たら気になって読んじゃうんだろうな。

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著者プロフィール

1971年石川県生まれ。作家。
日本大学芸術学部演劇学科卒業。1993年「氷の海のガレオン」(群像新人文学賞優秀作)でデビュー。作品に『ねこの小児科医ローベルト』『悦楽の園』「マイナークラブハウス」シリーズ、『あたたかい水の出るところ』『夢界拾遺物語』『ぼくらは、まだ少し期待している』などがある。

「2023年 『ステイホーム』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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