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この作品に関連する談話室の質問
この作品からのみんなの引用
みんなの感想・レビュー・書評
音楽高校3年生となる、主人公・津島サトルをとりまく様子を描く。 最上級生として、チェリストのトッププレイヤーとしてのプレッシャーがあるなかで、どことなく、南枝里子との非情な別れや金窪先生に対する自分の失態がつきまとい、逆に彼の心を苦しめるものになる。 その心の淀みが、直接的ではないにせよ、彼の音楽人生に終止符を打たせるものになるとは、思いもよりません。 この物語が、若干、尻切れ... 続きを読む »
最近、本を読むのが速くなったのか、読んでる本が面白いのか定かではないが、通勤電車中読書にて2日で読了。1〜3通して面白かった。音楽の詳細な表現のところは、クラシック音楽も楽器も嗜まない私には消化出来なかったが、状況説明がちゃんとしているので、音楽の盛り上がり等は十分感じることができたし楽しめた。
ようやく終了。
17歳にあの仕打ちは確かに酷だし、そこからの人生観に大きな影響を与えるだろう。そのくだりはとてもいい表現をされていたと思います。
後は金窪先生かな・・・・音楽の話だったのに。
一気にラストまで読みました。
月並みだけどページをめくる手が止まらない。
本筋とは離れて印象に残ったところは、おじいさまのはなむけの言葉。
バッハは投獄されたことがある、当時の音楽家は貴族の雇われにすぎず、いい曲を次々書かなければ収入を得られなかった、だけど自分は彼らが生活のために必死で描いた曲が好きだ、芸術を私情のはけ口として利用しなかったから。
私もバッハが好きです。
自分もいま、現役でコントラバスを弾いています
醜いところ・ずるいところ・ねたみ・憧れ・嫉妬・情熱・・・
ありのままの主人公に感動しました。
音楽を通した『青春』のお話
久々に泣かせられる本でした
本屋さん大賞か、と思って読んだ。
音楽を専攻している高校生の、青春物語かと思ったら。
哲学、生き方、挫折、人生は思うようにはならないってことが、怒濤のスピード感で描かれていて、特に2巻と3巻は続けて読み終わらなくては眠れないくらい、引きつけられて、ぐぐぐってきた。
時々、胸をつかまれるようなこんな小説に、出会えると嬉しくなってしまう。読み終わるととにかく、クラシックが聞きたくなって、ニーチェが読みたくなった。
船に乗れ!
読み終わるとタイトルの意味が分かります^^
中一の 津島さとる の家系は、音楽家を多く輩出している。幼少のころからピアノを習っていたサトルに対し、ピアノの専門家のおじい様は、ピアニストへの道はあきらめて、チェロをすすめる。
この時点で、プロを目指すには、スタートが遅すぎないかと思うのだが・・・
音楽科のある有名高校を受験するも、実技はパスするも、学科で不合格となり、おじい様も関係する音楽科の新設校に滑り込む。
高校時代の楽しいことも、辛いことも、恥ずかしい記憶も50歳を目前に、あざやかに思い出される。それらの記憶に、どう区切りをつけるのか。 今まで読んだ青春小説の中で、頂点かもしれません!!
せつない!青春のほろ苦さ。
だけど、ページをめくる手が止まらない!
あぁ、また幸せな時間をすごすことができました。
ありがとう。
おすすめの小説です。
全てだ
全てが書かれていた
高校3年間に誰もが経験する
自分への過剰な期待
恋
打ち込めるもの
自分の才能
汚い自分
卑怯な自分
後先を考えない決断
潔癖な精神
挫折
そして、自分への落胆
全てが書かれていた
チェロという楽器と向き合おうとした末に向き合えきれなかった主人公が生々しい
正に青春だ
痛いくらいの若い日々
同時に子どもから大人への成長
最後の金窪先生とのやりとりが良かった。
子どもを許さない大人。
それは対等に扱っている証拠。
涙が出た。
良かった。
本当に
良かった
第2巻の後半から一気にこの第3巻を読み終えてしまった。
青春の苦い思い、犯してはならない、ならなかった過ち。でも、それも含めて人生なのだ、と思う。
著者はほぼ同世代であるため、描かれた時代背景もリアルに感じられる。それ故に、自らの若い頃を重ね合わせ、切なく苦しい思いがした。
若い人たちはどう読むのか…
希望は、合奏の喜びが、生き生きと描かれていること。
音楽の素晴らしさ、そして仲間たちと音楽を作り上げていくこと素晴らしさを感じられる。
合奏したいなぁ。
爽やかな音楽高校生達の青春ストーリー。 一瞬の風になってに更に恋と哲学をいれて、今人気の大人学びを取り入れた感じ。だからまた読みたくなる時が来るはず。 エリート音楽家に産まれたエリートでなければならない主人公が挫折や屈折してしまうことになる両思いの恋や瑞々しい美少年からの想いを一生懸命コッソリ伝えられたり、大好きな哲学の先生の人生を自ら壊してしまったりとしながら、成長していく姿を追っていた。 ... 続きを読む »
爽やかでない重厚な青春小説。あ〜面白かった!独白が後悔めいてて怖いものみたさでぐいぐい引っ張られた。
最終巻。 チェロをやめると決めた津島くんの、最後の一年の話。 読み進めるうちに、 小説というより、 自伝ぽく感じられるようになって、 更に興味が薄れていきました… どんどん、ただのおっさんのぼやきに思えてきて若干鬱陶しさを感じずにはいられません。 しかし、あたしの偏った脳みそは、すべてを伊藤くんに持ってかれました。 一巻目からあやしいと思っていたけども、 ... 続きを読む »
人は何かをどこかであきらめる。 あきらめることは悪いことではないし、むしろどこかでしなければならないこと。 あきらめることで全てが終わるわけでは決してなく、何かをあきらめた後もジンセイは続いていくということ。 ちょっと賢い子は小学生高学年くらいで、この夢は無理なんだろーなーとか、これくらいならなれそーだーとか、こんなもんかなーとか、自分の夢を見切っていく。 中学生で、高校生で、どんどん... 続きを読む »
青春小説などという生易しいものじゃない。どうしようもなく人間臭く、リアルで、愛想が尽きる程小説っぽくない。 生の感情がそこにはあって、「若さ故」では片付かないような人生観がある。 「船に乗れ」という言葉に込められたのは、単なる教訓なんかじゃない。今でも船は揺れているのだ。船酔いが治ろうと、船は揺れ続けているのである。 取り返しのつかない過ちを抱えながら、どうしようもなく、生き続けることに絶望... 続きを読む »

2012.01.津島は、3年生になり自分の才能に限界を感じてチェロを辞めることにした.学園祭の演奏が始まる時に南の姿があり、どうしてもとお願いされて一緒に演奏した.終わると南は、すぐにいなくなっていた...





