妖異暗躍譚3 青梅の幽香 Replay:天下繚乱RPG (integral)
- ジャイブ (2010年11月20日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (317ページ)
- / ISBN・EAN: 9784861768026
作品紹介・あらすじ
熱田神社に祭られていた霊剣・草薙剣が、妖異の手に落ちた。日本そのものを揺るがす力を持つ霊剣が妖異の手に渡れば、天変地異は避けられない。鳥居耀蔵から命じられ、仕置人の茜は草薙剣を追って京都へと向かうが、そこで目にしたのは、失ったはずの天守を備えた二条城の姿だった。存在しないはずの城で、行なわれるはずのない御前試合が開かれる。しかも、その主催者は、夢蔵金銀の娘、細川ガラシャというではないか。彼女の目的とは何か?金銀の胸の内は?百花繚乱綾錦、いざ開幕。
感想・レビュー・書評
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第二部開始といった流れで、今度は金銀をメインに据えた展開。
NPCの配役などが凝っていて、面白く読めたと思う。真白とかうまく使ってたと思います。ギリギリ感のある戦闘バランスも良い感じ。
次巻がクライマックスっぽいのでどんなふうに収まるのか興味深いです。特にホームズさん周り。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
TRPG「天下繚乱」のリプレイ。
妖異暗躍譚シリーズの第3巻。
個人的には2巻で綺麗な終わり方をしているので、
そこで満足だったのですが、
評判が良かったのでしょうなぁ。
やはりプレイヤーがプロなので
出来るリプレイという感が強いです。
普通に遊んでてこのプレイは無理だと思います。
シナリオは、ノリが違うけど田中天氏のシナリオを思い出しました。
キャラクターのホームズの観点が一番面白かったです。
あとはいつもどおりの奥義の丁々発止ですね。 -
ホームズの状況がすごいことになっています。
さすが鋼屋というか、作家さんじゃないとこういう想像力を使ったプレイは難しいんだろうなぁと感心しますね。
前半のシナリオはまだしも、後半のトーナメントになったところで戦闘シーンが端折られたのがもったいない感じだったかな。
まぁ、プレイヤーが絡まない戦闘はつまらないんでしょうけど。
細川ガラシャも出てきて話が混沌としていますが、クライマックスも近いなって感じ。
でも、帯であおるほど泣けるって話でもなかったかな。
プレイ中は場の雰囲気で大泣きだったかもしれないけどね。(^^;