義経変生譚 3: Replay:天下繚乱RPG

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  • Amazon.co.jp ・本 (415ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784861768989

作品紹介・あらすじ

日本モンゴル化計画を遂行するため、最後の"義経"である成吉思汗がその姿を現した。さらに平家空中水軍を率いる平清盛も参戦し、三つ巴の戦いがここに始まる。だが、その影に新たな人物が…。世界中に散らばる義経伝説をもとに、美少女・源義経とその一行が日本中を駆け巡る、天下繚乱リプレイ『義経変生譚』の最終巻。英傑たちと世界の運命はいかに。

感想・レビュー・書評

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  • 全3巻読了。
    シリーズ通してのネタバレ感想につき注意。



    いわゆる「高レベルリプレイ」だったことに読んでから気づいた。
    そういう系統のリプレイは好きなほうだし、天下繚乱のメチャクチャな世界観も好きだ。

    ……が、しかし、それでも今回のこれには置いてけぼり感を覚えざるを得なかった……。
    歴史的知識が豊富で、歴史のイフの類が好きな人は、この解釈ラッシュをゲラゲラ笑えるのかもしれないが。

    ロールプレイも、キャラが神仏覚醒までいく関係上もあって、高次元すぎて人間置いてけぼりになるのは正解なのかもしれないとは思うが、それを読んで楽しいかはまた別の話。
    葛の葉と義経のやりとり、特に心情変化に関わるところが、個人的にはいまいち抽象的で説得力を感じきれなかった。
    全員ややこい裏設定が理解するに重かったので、とにかくブレない岩倉が好きでした。

  • シリーズ最終編。
    プレーヤーの利害の対立をうまいことまとめましたね。
    ストーリーも最後にかけて、良い盛り上がりでした。
    ただ、主人公の義経を女性にする必要が本当にあったのか。(^^;
    オチをこうするなら、男性だった方がスッキリした感じもしますが。

  • 宇宙艦隊を無影脚で全滅させる!データがイマジネーションを超えた…

    長らく放置していたものの、ようやく読み終わる。いやー、この巻は凄かった。
    当初は、実在の人物の名前を冠したキャラクター達に、「名前借りているだけ?」みたいな違和感がありましたが、ここくらいになってくると、GMやプレイヤーの持ち寄った"義経"等の伝承が次々盛られていき、なんとも物凄いことに。
    本作、「キャラを演じる」というよりは「作家同士の物語のぶつかり合い」みたいな印象が強いような気がしました。ラストも、なんかもう少しで「ラスボスの戦闘動機」が剥奪されそうな勢いでしたしねw

  • 完結。
    作中で副読用の資料がサプリに収録されている旨の記述があったので不安を感じていたところ、見事に不安的中。
    資料がないと時々PLたちの会話についていけない部分がありました。単に自分の学が足らないだけかもしれませんが。幕間にネタ解説くらい入れてくれればいいのに。
    表面的な発言だけを追いかけていると、なんでこんな発言になってるんだろう? と感じる部分が今まで以上に多かったです。
    葛の葉が特に色々と混じっている(笑)ので、発言の背景がわかりにくかったです。正直、読み飛ばしがちなパートも。
    ドラマ的に編集してあるんだと思いますが、「これって○○のネタですよね」みたいなやりとりは残ってたほうが、後追い検索がやりやすかった気がします。

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