新約聖書訳と註 (第3巻)

著者 : 田川建三

• 作品社 (2007年7月1日発売)

感想・レビュー・書評

[yoshitaniさんの感想 · 2010年3月1日]

パウロは何がしかの信仰を持った経験がないとめんどいだけだと感じた。
ので放棄。

[ポォ★さんの感想 · 2008年12月4日]

この業書「新約聖書 訳と註」の最初に配本されたのが、第三巻にあたる、この「パウロ書簡（１）」である。

新約聖書中、わりあい早い時期に書かれた、パウロ書簡の原義直訳と注解を収録している。
全巻の完成までには、まだ数年を要するが・・・なににもまして田川氏の健康が心配である。

[H.Mitsuiさんの感想 · 2007年11月23日]

読んでないので勧める訳ではない。信仰書に対して、信仰心を排除して読もうという取組み自体に疑問を感じる。でも、原文を探る手段としては、有意義だと思う。しかし、意訳にしろ、そこにも意味があると信じるのが信仰心。

著者プロフィール

田川建三（たがわ けんぞう）
1935年東京生まれ。新約聖書学者。ゲッティンゲン大学、ザイール国立大学、ストラスブール大学、大阪女子大学などを経て、大阪女子大学名誉教授。訳著『新約聖書　訳と註　全7巻（全8冊）』で第71回毎日出版文化賞を受賞。その他、主な著作に、『書物としての新約聖書』『イエスという男 逆説的反抗者の生と死』など。