メアリー・スチュアート

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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784861821981

感想・レビュー・書評

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  • 訳も読みやすく、面白くなめらかに読めた。
    世界史を学ぶ学生さんなんかは、あのあたりの時代の親戚関係や出来事が頭に入りそうでお勧めかも。

    ただ、美人で教養があるてだけで無能なんじゃないの?メアリー?寡婦年金貰ってフランスで暮らせば誰も不幸にならなかったのに!

  • デュマにしては物語性が低く、個人の伝記になってしまっている。脱出に関する部分だけが冒険譚のような雰囲気があるが、それほど盛り上がることもなく、あっさり終わってしまう。英国のエリザベス女王の陰であまり目立たないメアリー女王の生涯がよくわかる、という意味では有効なんだけど。

  • フランス国王が亡くなり、未亡人となったメアリー・スチュアートは祖国スコットランドに戻る所から物語は始まる。貴族たちが権力を握ろうと、謀反・裏切り・暗殺・復讐が横行していた時代のスコットランド女王メアリー・スチュアートの生涯。歴史上の人物ですので初めに結末が書かれていて、そこに至るまでの経緯が描かれています。イングランドとスコットランドの政治的関係とか家系図等混乱し、ページや登場人物等見返したりしました。女王の気高さや優しさが存分に楽しめ、結末はある種の感動すら覚える。スコットランド女王メアリー・スチュアートがいた事を心に刻む。

  • 自ら招いた悲運なのだろうが最後は残酷。

著者プロフィール

1802-70。フランスを代表する小説家・劇作家。生涯に長短合わせて250篇あまりの作品を書いたとされる。主な作品に『コルシカの兄弟』『モンテ・クリスト伯(巌窟王)』『三銃士』『ブラジュロンヌ子爵(鉄仮面)』『ダルタニャン物語』『王妃マルゴ』『王妃の首飾り』など。

「2016年 『ボルジア家』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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