【増補改訂版】心の傷を癒すということ――大災害精神医療の臨床報告

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著者 : 安克昌
  • 作品社 (2011年5月27日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (443ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784861823398

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【増補改訂版】心の傷を癒すということ――大災害精神医療の臨床報告の感想・レビュー・書評

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  • 深い思いやりと優しさを感じる、災害精神医療の本。

    阪神大震災で自らも被災されながら、丁寧な被災者支援をなさった安先生の視点は、どこまでも謙虚で優しくて、読みながら何度も涙ぐんでしまいました。

    ソーシャルワーカーの私にとっては、
    「その人の生活に沿って、その人が困っていることに即して、そのなかでメンタルヘルスを考えていくことが大事」というところに強く同意を覚えました。

    読み進めていく中で、その人がその人らしく生きていくためにはどうしたらいいのか、どんな心構えで支援をしていけばよいのか、優しく教えていただいているような気持ちになりました。

    災害時支援に限らず、対人援助の仕事についていらっしゃる方にはぜひ、読んでいただきたい一冊です。

  • 根源的な優しさと知性に基づいた名著の復刊に心から感謝したい。的確なアドバイス、鋭い分析。著者は単なる臨床家ではない。考える人、学ぶ人、行動の人、現場から離れなかった人。こんな貴重な人が早く亡くなるなんて。

  • 著者の人柄が伝わってくる。寄せられた中井久夫の文に涙してしまう。

  •  阪神大震災時に自身も被災し、医者として忙しく働くかたわらで、現場の医療事情などを著者は一年間新聞のコラムとして連載し続け、1996年にそれが一冊の本となった。本書は、出版後に発表された文章を追加した、増補改訂版である。
     著者の震災時の仕事は、「稀有な一次的予防精神医学の実践であった」と、師である中井久夫に一目置かれる。しかし著者はその評価を超えて、人工的な都市がいかに脆く人間がいかに傷つきやすいか、ということに心を寄せ、日本の社会は今後、人間の傷つきやすさをどう受け入れていくのだろうと懸念する。
     震災から5年後、39歳という若さで著者は病に斃れる。死の直前まで患者を治療し、産まれてくる子供の名前を考えていたという心優しき著者が遺した本書は、何度でも繰り返し読まれるべき名著だ。

  • 大学院進学の際、購入しました。
    後半の部分が前半とダブっていて、途中で読むのをやめてしまいました。
    しかし、内容は分かりやすく十分だと思います。

  • 2階書架 : WM105/AN : 3410152477

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【増補改訂版】心の傷を癒すということ――大災害精神医療の臨床報告の作品紹介

PTSD(心的外傷後ストレス障害)に苦しむ被災者の「心の叫び」と、自らも被災しながら取り組みつづけた精神科医によって、阪神大震災の被災地から届けられた感動の"心のカルテ"。本書は、サントリー学芸賞受賞作に改訂を加え、さらに新たに阪神大震災および災害精神医学に関するエッセイや論考を大幅に増補し、そして著者と関係の深かった方々の文章を収録した決定版。

【増補改訂版】心の傷を癒すということ――大災害精神医療の臨床報告はこんな本です

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