アメリカは食べる。――アメリカ食文化の謎をめぐる旅

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  • Amazon.co.jp ・本 (736ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784861825439

作品紹介・あらすじ

アメリカじゅうのどこの食堂でも朝食のメニューの中身がほとんど同じなのはなぜか? アメリカ料理に季節感や地方色が希薄なのはなぜか? アメリカに醗酵食品が少ないのはなぜか?
移民国家として独自の文化を築き上げたアメリカ合衆国の食にまつわる数々の謎を、アメリカ文化に精通した著者が、みずからの旅を通じて一つひとつ紐解いていく。
食の百科全書(エンサイクロペディア)!

感想・レビュー・書評

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  • いささか冗長だったけれど、南部や中西部、ハワイの情景が目に浮かぶよう。

  • 【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
    https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/784452

  • 何かと「journey」などという言葉を使いたがるひとは信用しすぎないよう気をつけている。ただ著者の語る「journey」は理由を探し続ける人の営みを感じさせる。いったい、どこから来てどこに行くのだろうか。

  • タイトルから軽いエッセイを予想していたら700頁。分厚いけど内容は読み易い。
    アメリカの画一的でまずいという食文化に対して、帰国子女で翻訳作家、カントリーミュージック奏者の著者が米国内の旅における実体験や食生活からアメリカの食、ソウルフードについて語る。アメリカ史、文学、歌詞への言及や、由来に対する著者の予想や、探求なども面白い。
    アメリカの食文化について興味あれば一読の価値はある。

  • 大作。アメリカの食文化について、著者の体験と旅から導かれるエッセイ。学術的ではないところが、長編の割に飽きさせない要因だろうか。ただ、終盤のイスラエルに関する話はやや脱線気味で蛇足という印象。
    普遍的な食が生まれた背景と、アメリカの食を食べることによってアメリカ人になるという考察については興味深い。フォーチュンクッキーが日本由来かもしれないという観点は新鮮。

  • うーん。

  • 力作で名著。読み応えあるけど、ほぼ一気読み。すばらしい一冊でした。


  • 社会

  • アメリカ人になるとはどういうことかを食文化を通じて解き明かしていく分厚い大作。食を切り口とした歴史書と呼んでいいと思う。日系二世の父母を持つ著者のルーツを探る旅でもある。

  • ああ アメリカって
    でっかいなぁ
    そして でっかすぎて
    寂しいんだなぁ
    本当にものすごく長いんだけど
    そして 詳しすぎて 若干
    ついていけないところも多いんだけど
    また その間延びした感じが
    長いストレートのハイウェイを
    けだるく車で走ってるみたいで
    非常に臨場感があるんです

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