本気で5アンペア: 電気の自産自消

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著者 : 斎藤健一郎
  • コモンズ (2014年3月5日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (174ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784861871122

本気で5アンペア: 電気の自産自消の感想・レビュー・書評

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  • 原発の問題を書いた本がたくさんある中で、こういう角度からの見方、行動の仕方があるのかと、面白い内容。自宅の契約アンペア数を5アンペアに抑える経緯となった、福島県郡山市での震災体験記は、新聞記者らしいしっかりとした筆力で書かれていて、改めてまた生々しく、深刻さがひしひしと伝わってきた。5アンペア契約を、素直には手続きをしてくれない東電、中電の対応はさもありなんという気がした。
    電力を大量に消費する生活を自己批判し、徹底的に節約してみるという試みは大変興味深く、共感できる。すべて実際に筆者がやってみた体験記なので、具体的で読み物としても面白い。自分も、さすがにここまでは出来ないが、普段からもっと節電を心がけなければなという気になる。
    原発については、震災後一年半停止していた間、日本は節電を乗り気ることが出来たのは事実。その事実がありながら、次々に再稼働が始まっている現状は本当に理解に苦しむ。
    確かに、原発があることでそこで生計を立てている人々もいるということを無視するわけにはいかないと思う。しかし、天災はどんなに予測したところで予測しきることは絶対に出来ない。出来るわけがない。最近は近隣国での軍事挑発行動の危機も高まっているが恐らくこれもすべての非常事態を想定した備えなどできているはずがない。人間の想像力にはどこまでいっても限界があるからだ。そして、万が一の事態が起きた時、放射能汚染の恐ろしさ、シビアさは、人間、いや地球にとって何にも比べられない、取り返しがつかないものだということを考えるべきだ。またさらにしつこく言えば、本書にも取り上げられている使用済み核燃料の処理には何も将来のプランがないなど、馬鹿馬鹿しさは極まっており、ただ単に先送りしているだけの国の責任は本当に重い。また、それはそういう政治家、体制を選んでいる国民すべてが背負っている咎なのだ。
    最近も読んだ、玄海原発の再稼働の新聞記事は、しかしながら原発の再稼働は、前に進むのも、あるいは廃炉するのにも同じだけのコストの問題があることを指摘しており、なるほどと考えさせられた。
    本書の切り口である電力を国民が求めているから、という言い訳を単純に許してはならないと思う。科学の発展、技術の発展を人類は止めることは出来ないと思う。それが文化や特に医療などにいかされている面は非常に大きい。しかし、本当の生活の豊かさを考えたときには、それって本当に必要なの?というものも身の回りにはたくさんあろうと思う。そういう目線を持つことの大切さを考える意味で本書は読まれる価値があると思う。

  • うちも子供の頃はたまにブレーカー落ちたりしていたなぁと懐かしく思い出した。この本は、家電に囲まれ便利で清潔で快適な生活に慣れきった私の毎日に一石を投じました。しかしこの人のまねはできない。著者は新聞記者で単身暮らし、引っ越し慣れしている方なのでとてもアクティブ。エコ生活は楽しんでかっこよくやるべきという姿勢も賛成です。昭和の生活雑貨、用具の見直しもいいね。お金の問題ではなく、やはり無駄は愚かなことだと思うのです。単身でない方は家族の説得も大切だろうなと思いました。

  • 福島赴任中に被災した新聞記者である著者による脱電力生活の記録。
    東京電力とのアンペア契約を5アンペアに変更するときに「普通の生活はできなくなりますよ」と言われながらも、普通の生活ってなんだと生活を見直していく。電気を使わなくても工夫次第で都会で無理なく生活することも可能なのだと教えられる。
    生活を切り替えてから、自身の消費行動が変わり、受動的消費から能動的消費になっていったという気づきには、こちらもハッとさせられた。

  • 電気の最低契約アンペア数は5アンペアらしい。
    (ほとんど宣伝されていないらしいが)
    その5アンペアで暮らしてみる、という本。

    新聞連載時から読んでいたが、その後の転勤に伴うあれこれや太陽光発電を取り入れたことなどはこれを読んで知った。

    実際、自分もやるかというと・・・。だけど、考えるきっかけにはなる。また、節電に取り組むためのちょっとしたヒントみたいなものが色々とある。

  • 新聞で読んでいたので。
    伴侶を得た後、生活がどう変わったかも知りたい。

  • 東京電力の隠蔽に怒りを感じた。

  • 某電力会社の方のオススメで読んでみました。

    東日本大震災のとき、福島にいた新聞記者さんが、家の契約アンペアを最低の5アンペアに。
    おー。やれば出来るのかー。と思いつつ、私には無理だな〜と(苦笑)
    でも節電は心がけていきたいと改めて思いました。

  • スーピーから聞いていて、ただのぶっ飛んだ人かと思ってたけど、すごく読んでて友達になれそうな気がした。

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本気で5アンペア: 電気の自産自消の作品紹介

3.11をきっかけに、家電大好き人間が、電力会社との契約アンペアを
一般的な40アンペアから5アンペアに切り替えて1年半。1カ月の電気代は平均224円。
ガスでの炊飯、電子レンジから蒸し器へ、ソーラー充電器の活用、冷蔵庫をめぐる試行錯誤……。
節電、足下からの脱原発と快適な都会暮らしを目指す日々を紹介。

本気で5アンペア: 電気の自産自消はこんな本です

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