誓約のマリアージュ~甘やかな束縛~ (ジュリエット文庫)

著者 : 館山緑

• インフォレスト (2012年10月15日発売)

感想・レビュー・書評

[うらこさんの感想 · 2013年1月16日]

主人公のグレーテルとフェリクスの年齢設定は、15歳と17歳じゃなくて、17歳と19歳とか、もう2歳くらい上でよかったかなあって思いました。

あと、再会してから初Hまで、1時間も経っていない？確かにグレーテルに分かってもらえないっていういらだちはあっても、ちょっと性急過ぎるのでは？ってちょっと思いました。まあ、Hの最中の「待てない」とか「後で聞く」とかってのは、年下男子っぽくて、かわいくはありましたけど。

それから、なんでフェリクスがグレーテルを好きになったかがよく分かりませんでした。小さい頃に1度だけ、しかも池に突き落としたり、罵詈雑言を浴びせたりっていう、あんまりいい思い出じゃなくて、あれだけで、学校を飛び級したりっていう状況にまで向かうのかなぁ。

ちょっとグレーテルが「館」「館」と後ろ向きなところがあって、そこが花につきますけど、Hシーンは薄めで、そこそこ読めたかなって思いました。
イラストは好みじゃなかったのが、ちょっと残念。